原発再稼働、安保法制、国民の半数以上が反対する政策を進める安倍内閣の支持率が上がり続けるのは何故なのか? 以下は現在発売中のサイトに書いた僕の巻頭言だ。 漠然とした不安感や危機感は広まり強まっているのに、それを言語化できないまま状況は悪化している。 安保法制に反対する人が国民の半数を超え、憲法学者のほとんど9割以上が違憲と判断したにもかかわらず、法案は通ってしまった。たくさんの人がデモに参加し、国会前に集まったが事態は変わらなかった。落ちたとはいえ安倍内閣の支持率は安定している。これは一体何なのだろう。 原発再稼動にも国民の半数以上が反対であるし、安倍政権の看板の経済政策も支持しない人が増えている。いよいよ安倍自民を支えるものはなくなってきている。しかし7月の参院選における自民党の敗北を予想する人は少ない。それどころか安倍首相は年内解散、もしくは同日選をチラつかせて憲法改正できる議席数獲得