ストリートを愛するカルチャー・マガジン
The Englishman Who Posted Himself and Other Curious Objects by John Tingey 著者: 柴田元幸 前々回は「木」をいわば主人公にエコロジーの問題を考えたリチャード・パワーズの新刊を取り上げ、前回はグローバリズム、テロリズム等の今日的問題にいち早く目を向けたジョゼフ・コンラッドの伝記などを取り上げ、なんだかこの「亀のみぞ知る」という連載、重要なテーマを扱う重要な文学を論じる場のようになってきている……のは筆者の本意ではまったくないので、今回は、たいていの人にとってはきわめて些末に思えるにちがいない営みに生涯のめり込んでいた人をめぐる本を紹介する。 W・レジナルド・ブレイは1879年にロンドン南東部の住宅地フォレスト・ヒルに生まれ、亡くなる前年の1938年までそこに住んだ。同一地域内では何度か引っ越していて、1899年から1
seeing itself 新しい写真のために for new photography / ホンマタカシ Takashi Homma
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