実現に向かう「指向性エネルギー兵器」 2007年9月 5日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Noah Shachtman 2007年09月05日 過去四半世紀にわたって、エネルギー兵器の熱狂的ファンたちは、光線銃の可能性を夢想してきた。 決して弾切れを起こさず、適切な波長に「チューニング」すれば、空中をどこまでも突っ切っていく――そんな銃が現実のものになれば、というわけだ。 しかし、長きにわたり、そんな「自由電子レーザー」(FEL)による武器は夢物語にすぎないと考えられてきた。 ところが、ワイアード・ニュースのブログ『Danger Room』の独占取材によって、米海軍が間もなく、戦場での使用に耐えうる強力なFEL装置の制作開始にゴーサインを出そうとしていることが明らかになった。 この計画は立ち上げだけで2億ドル前後を要し、完成するのは早くて2020年頃だという