2007年3月24日のブックマーク (2件)

  • なぜ日本では「競争」を導入しても社会が活性化しないのか - Munchener Brucke

    「結果の平等」を批判し、競争による社会活力の活性を主張する人の意見は、つまり「平等は怠惰を招く」ということです。確かに社会主義における結果の平等を重視した社会で、人間の向上心や勤労意欲を奪い、社会停滞を招き、結果的に体制の失敗という評価が為されました。 日においては、90年代後半以降、企業部門では年功序列賃金システムから成果主義システムに移行、政策的には累進課税の緩和という形で、急激に結果の平等を抑制する方向に進みましたが、国民の労働意欲や向上心は向上したでしょうか?多くの人はむしろ低下した印象を持っているでしょう。 競争が活力を生むということを実社会で具現できなければ、この主張は何も意味はありません。競争論者は、いま現実社会で起こっていることを直視した上で、なぜ社会が活性化しないのか理解した上で競争を主張しなければ、競争論は観念論に過ぎません。 もちろん、これを以て競争社会は意味がない

    なぜ日本では「競争」を導入しても社会が活性化しないのか - Munchener Brucke
  • 西部邁 保守の未熟が「差別」を招来する - Munchener Brucke

    私は西部ファンでもないし、どちらかというと批判的な立場を取ることが多かったのだが、この人の思想というのはある意味スジは通っているとは思っている。基的に左翼から転校して右翼になった人は、藤岡信勝や小林正など、左翼のいやらしさと右翼のやらしさを両方兼ね備えた最低人間が多いのだが、西部だけはまともだと思っている。 まず、この人の論説を読む前に、以下の点を留意されたい。 アメリカは左翼である。西部に言わせれば、アメリカは新興国で、アメリカ的な思想はすべて進歩思想=左翼である。日やヨーロッパなど伝統の存在する国でしか、保守主義は存在できない。 産経新聞は西部氏の論説を載せるのはいいが、アメリカ主義を賛美し、企業優先の経済政策を賛美し、弱者救済を社会主義だと批判し、そのような政策は左翼だと批判してきたのは、何よりも産経新聞ではなかったのか? 「平等」という価値観は、とかく右派からは徹底的に嫌われ、

    西部邁 保守の未熟が「差別」を招来する - Munchener Brucke
    coleo
    coleo 2007/03/24
    [[政治]西部邁]戦後の日本の保守政治は日本社会の地縁・血縁や系列のいったしがらみを積極的に温存し、その結果、「機会の平等」が実現できない分を「結果の平等」で補ってきたのである