戦後70年。平和を謳歌する日本人は何が変わったのか。弱くなったと言われる男は、何を守り通すべきなのか。特攻隊訓練のさなかに8月15日の終戦を迎えた、大正15(1926)年生まれの“あの男”の目に映るもの――。戦後は「安藤組」を率い、その後は俳優、作家、映画プロデューサーとして活躍してきた安藤昇氏(89)が本紙の独占インタビューに口を開いた。激動の戦中・戦後を駆け抜けた男、裏も表も知る男だからこそ今、伝えたいことがある。 「男の顔は履歴書」「女の顔は請求書」などと言われることがある。一定の年齢を超えた男性には、生き方や心のありようが顔に表れ、女の顔は美しければ美しいほど“高くつく”ということらしい。 実は、この「男の顔は――」の名言は、安藤氏が40代のころ、評論家の大宅壮一氏(故人)と対談した折、色紙に書いてもらった言葉だという。そして昭和41(1966)年、映画「男の顔は履歴書」(松竹)が
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