6日に就任3年を迎える橋下徹・大阪府知事。読売新聞などが1日に行った共同インタビューでは、府の財政再建に道筋をつけた実績などを強調し、府や大阪・堺両市を再編する大阪都構想の実現に強い意欲を示した。 主なやり取りは次の通り。 ――3年の総括を。 財政再建は徹底し、筋肉質な府庁によみがえった。財政再建、職員の給与制度を含めた公務員改革、(今後10年間の府の)成長戦略の3本立てはそろった。 ――府政に道筋がつき、大阪市長への思いが強くなっているのでは。 そんなことはない。3期か4期かかる仕事を一気に3年でやった自信はあるが、府政でやる仕事は、まだたくさんある。一方、市役所は全く行政運営ができる仕組みになってない。府でモデルを作ったので、市に当てはめれば、市役所の体質は変わると思う。 ――統一選の目標は。 (府議選や大阪市議選で)過半数が取れなければ、基本的には敗北。その時の状況で、ほかの党から(