千葉県成田市における国家戦略特区による医学部新設の検討を受けて、日本医師会、日本医学会、全国医学部長病院長会議は12月24日、医師養成数の過剰や現在の構想の不十分さを指摘した上で、「反対」を明言する会見を開いた(資料は、日医のホームページ)。新設の影響について、会見者から「(募集停止する大学が相次ぐ)法科大学院のようになってはいけない」「質の悪い医師が増える」といった意見が出た。 132人に1人が医師になる可能性 会見には、3団体から9人が出席。日医の横倉義武会長が強調したのは、医師養成数の問題。2008年度から2015年度にかけて、年間の医師養成数は1509人増加している点や、地域枠で入学した学生全員がまだ臨床現場に出ていない点を指摘して、「医師養成数に一定のめどがつきつつある」と述べた。さらに、人口減少の中で、1976年には437人に1人が医師になっていたのに対して、2014年には16
松本純一常任理事は、日医が実施した「2014年度診療報酬改定に係る診療所調査結果―かかりつけ医機能と在宅医療を中心に―」の結果がまとまったとして、12月17日の定例記者会見で公表した。 本調査は、日医会員のうち、診療所開設者及び管理者を対象とし、無作為に1/20抽出。3,413人に本年10月に調査票を送付し、1,519人の有効回答(有効回答率44.5%)を得た。 同常任理事は、「超高齢社会を迎えた我が国の今後を考えた時、かかりつけ医を中心とした地域包括ケアシステムの早期構築が重要となることから、次回診療報酬改定などに向けた議論の基礎資料とするべくアンケート調査を実施した」と説明するとともに、(1)かかりつけ医及びかかりつけ医機能、(2)処方の状況(〔1〕院内・院外処方、〔2〕長期処方、〔3〕後発薬品)、(3)在宅医療―などの項目について、集計結果を報告した。 (1)では、地域包括診療料・地
最近の3ヶ月位でSEO界隈では大きな動きがありました。長年この業界にいますが、こんなに短期間たくさんの動きがあったのは珍しいことです。 とても重要なニュースが矢継ぎ早に流れましたので「全て把握できなかった…」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は9~11月に発表されたSEO関連ニュースから、特に重要だと思ったニュースをピックアップし、まとめてみました。 【目次】 1,ペンギンアップデート3.0の実施 2,パンダアップデート4.1の実施 3,スマートフォン対応ラベルが検索結果に表示開始 4,ページランクの更新が終了 5,パイレーツアップデート2を実施 6,著者情報プログラムの廃止 1,ペンギンアップデート3.0の実施 なんといっても一番はこのニュースこれです。10/14ごろから実施され、なんと現在(12/12)までも、継続的にアップデートが続いています。 地震に例えるのは不謹慎かも
STAP細胞 再現できず 12月19日 22時35分 「STAP細胞を再現することはできなかった」 理化学研究所の検証チームは19日に開いた会見の冒頭でこのように述べ、小保方晴子研究員本人が細胞の作製を試みたものの、STAP細胞を作ることはできなかったと正式に明らかにしました。 小保方研究員は今月21日に退職すると公表されましたが、なぜ論文を書いた本人が実験を行っても細胞が出来ないのに、論文が世界的な科学雑誌に掲載されることになったのかなど、多くの疑問が残ったままです。 検証実験はどのように行われたのか。 そして、論文に示されたSTAP細胞はいったい何だったのか。 科学文化部の稲垣雄也記者が解説します。 どんな実験が行われた? STAP細胞を巡っては、世界的な科学雑誌「ネイチャー」に掲載された論文に、ねつ造と改ざんの不正があったとすでに認定されていて、ことし7月に論文が撤回されて
STAP細胞の問題で、理化学研究所の調査委員会は、小保方晴子元研究員らが発表した論文の主な結論は否定され、その証拠となった緑に光るマウスなどはいずれも別の万能細胞のES細胞が混入したか、混入で説明できることが科学的な証拠で明らかになったとする報告書をまとめました。 そのうえで、これだけ多くのES細胞の混入があると過失ではなく故意である疑いが拭えないが、誰が混入したのか特定できないと判断したとしています。 理化学研究所は、STAP細胞の論文にねつ造と改ざんの2つの不正があると認定したあと新たな疑義が指摘されたため調査委員会を設置し、小保方元研究員が保管していた細胞や実験のオリジナルデータなどを詳しく調べてきました。 その結果、STAP細胞が出来たとする論文の主な結論は否定され、その証拠として論文に示された緑に光るマウスやテラトーマと呼ばれる細胞組織などは、すべてES細胞が混入したか、混入によ
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photo by Neil Conway スマホやパソコンのおかげで、さまざまなことを簡単に記録して、保存し、必要に応じて検索して参照するということが、すこぶる簡単になった。 最近では、スマホかパソコンに直接打ち込むことが多くなり、紙の手帳やノートをほとんど使わなくなっていた。 たとえば、誰かと打ち合わせのために、使うことがあったとしても、一時的なもので1年後にそれを見返すようなことはなかった。 最近、『なんでもノート』というのをつくり、いつも持ち歩いてて、それがかなり便利なことに気がついた。 A5サイズの写真のような方眼罫のもので、ビニールのカバーをつけて、使っている。 具体的にはこのノート。 ミドリ MDノート 方眼罫 出版社/メーカー: ミドリ メディア: オフィス用品 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 以前、手帳をメインに使っていた頃、ポケットサイズとA5
[エビデンスの使い方、今年1年の思索] 医療と一口に言っても様々な方法論や考え方が存在します。僕ら薬剤師が関わる医療の方法論とて多岐にわたります。分類することの愚かさは重々承知ですが、しいて言えば基礎薬学的知見に重きを置いた方法論(化学構造式や病態生理に基づく考え方)や疫学的知見に重きを置いた方法論(いわゆるEBMはどちらかと言えばこちらでしょうか)また、近年話題に上ることも多い、「ワクチンはうたない方がいい」とか、「癌はほっとけ」というような、やや極端な医療の考え方もあれば、漢方医療、風邪への抗菌薬投与、あるいはセルフメディケーション、こういったアプローチも医療の考え方の一つです。“正しい医療”とは何か、以前考察しました。 (参考)僕たちの医療 〜正しい医療とは何か〜 “正しい医療”なんて存在しなくても、個人的には、現在用い得る、ヒトに対する再現性の優れた、最新かつ妥当性の高い情報を利用
薬剤師の地域医療日誌 薬剤師が臨床や地域医療にどのように関われるか、EBMを実践しながら模索しています。このブログは個人的な勉強記録です。医学文献の2次資料データベースとして医師、看護師、薬剤師その他のスタッフや患者様に役立てれば幸いです。情報に関しては知識不足の面から不適切なものも含まれていると思われます。またあくまで個人的な意見も含まれております。掲載の情報は最新の文献等でご確認の上、運用していただければ幸いです。 ご利用ありがとうございます。個人的に気になった論文を紹介しています。 メインブログの「地域医療の見え方」(http://jp.bloguru.com/syuichiao)、「思想的、疫学的医療について」(http://syuichiao.hatenadiary.com/)もよろしくお願い致します。 ご意見、ご質問などは(syuichiao@gmail.com)までお寄せくだ
マイクロソフトのインターネット通話ソフト「スカイプ(Skype)」が先日、新たに同時通訳サービス(ただし利用者を限定した試験運用)を開始した。 上のデモ動画にあるように、当初は英語とスペイン語の同時通訳から始めて、徐々に対象言語を拡大していく方針という。この同時通訳サービスには「ディープラーニング」と呼ばれる最先端のAI(人工知能)技術が使われており、その並外れた威力が一般ユーザーにも実感できる最初のケースになるかもしれない。 同時通訳のレベルは未知数 このデモ動画はあくまでもプロモーション・ビデオだが、そこで交わされていた子供同士の単純な会話であれば、恐らくスカイプの同時通訳が実際に使われた場合でも、動画で示された程度のパフォーマンスを見せるだろう。ただしビジネス・パーソン同士の交渉や、商談に使われるような複雑な会話となると、そうとは限らない。 また翻訳される言語の種類によっても、パフォ
前回(12月9日)のコラム「安倍首相の地方創生は、すでに失敗している」(~明治維新以来の「伝言ゲーム」が地方を滅ぼす~)には、かなり大きな反響がありました。「従来の組織を温存したままで実行する地方活性策は、うまくいかない」「民間に任せよ」ということを指摘したわけですが、問題意識をもっておられる現場の方々などからも、「言いたかったことを言ってくれた」というお話を、多数頂戴しました。 では、「従来の組織」にとらわれず、「新しい発想や仕組み」で「民間に任せている」、地方創生のリアルな現場はないのか。実はあるのです。代表的なのが、私も参画している岩手・紫波(しわ)町の「オガールプロジェクト」(参考記事「小泉進次郎政務官は、ハードボイルドだ!~補助金に頼らない、本物の地方創生とは?)なのですが、今回はこのオガールを題材に、読者のみなさんと考えていきたいと思います。 公共施設は、すべて税金で作らなけれ
こうした計画の途中での抜本的変更などは、従来の行政主導型の開発では、事実上極めて難しいのです。 武雄市とは真逆の、オガールの図書館の発想 今回は、「オガールプロジェクト」の中核をなす「オガールプラザ」にある、図書館の話を中心にしてきましたが、公と民が協力する図書館と言えば、最近では、佐賀県・武雄市の「武雄市図書館」(蔦屋書店 武雄市図書館)が有名です。同図書館は、武雄市がCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)に指定管理委託をして(つまりお金を払って)図書館を運営しています。 しかし紫波町の「オガールプラザ」は「その先」を行っています。つまり、民間企業であるオガールプラザの運営会社と入居テナントが、紫波町に家賃や固定資産税などを逆に支払っているのです。紫波町からオガールプラザへは、一切の委託料や補助金などは出ていません。 オガールプラザに入居した民間テナントである、カフェや居酒屋、マルシェ
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県地域医療支援センターの仕組み 県が医師確保支援を行うため琉球大学に運営を委託した「県地域医療支援センター」(センター長・國吉幸男琉大医学部付属病院長)が琉大病院おきなわクリニカルシミュレーションセンターに1日付で開所し、22日に開所式が開かれた。センターは、主に離島・へき地に赴任する医師のキャリア形成を支援する仕組みづくりを行い、医師不足となっている地域へ安定的に医師が赴任できる環境整備を図る。 14年度中に各医療機関の医師不足の状況などの把握・分析を進める。その上で医師不足に悩む医療機関への支援策を検討していく。 離島・へき地の医師不足の要因の一つに、赴任することで希望する診療科の専門性向上が図れないことを懸念する医学部生や医師が多いことが指摘されている。そのため同センターは、医師が不足している医療機関と、琉大病院や県立病院など県内中核病院の間で、ローテーション勤務によるキャリア形成が
「よい病院はどうあるべきか」を追求するために1949年に創刊された『病院』誌は,「地域医療計画/地域医療ビジョン」を年間テーマに設定し,2015年1月号より誌面をリニューアルする。創刊の原点に立ち返り,「よい病院」の姿を模索すべく,現編集委員の6氏が議論した。本紙では,座談会の模様をダイジェストでお伝えする[全文は『病院』(74巻1号)に掲載]。 神野 では,病院管理者の立場から,今村先生お願いします。 今村 地域包括ケアシステムの構築を進めるという観点からは,地域で必要とされるかどうかが「よい病院」の1つの指標になるでしょう。たとえ高度医療をやっていたとしても,地域の支持が得られないということであれば,よい病院とは言えないのかもしれないと考えています。 神野 山田先生はいかがでしょうか。 山田 経営的に病院を継続していくこと自体がかなり厳しい環境に置かれています。何をやってもコストがかか
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