元林野庁長官を提訴 鈴木前議員 「公判で虚偽証言」 (10/16 07:36) あっせん収賄など四つの罪で懲役2年の実刑が確定した鈴木宗男前衆院議員(62)は15日、自身の一、二審で虚偽の証言をされ、有罪になったとして、伴次雄・元林野庁長官に3300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 確定判決は、鈴木前議員が1998年8月、製材会社やまりん(帯広)から林産物購入で有利な取り計らいを林野庁に働きかけてほしいと依頼され、500万円のわいろを受け取ったと認定。伴・元長官は鈴木前議員から働きかけを受けたと証言した。 訴状によると、鈴木前議員側は林野庁職員のメモなどから同庁に働きかけをしたのは、松岡利勝元衆院議員(故人)と主張。同庁側は同庁出身の松岡元議員に配慮してメモを隠し、伴・元長官が東京地検特捜部のストーリーに合うよう虚偽証言をしたとしている。 鈴木前議員側は刑事裁判でも同様の主