中央教育審議会の大学教育部会は26日、学生が授業以外で主体的に学ぶ時間を増やすよう各大学に求める提言をまとめた。国には仕組みづくりに取り組む大学への財政支援を求めた。全入時代で学生の質の低下が懸念される一方で、グローバル社会に対応できる能力の育成が課題になっており、「勉強しない学生」を放置してきた大学に抜本的な意識改革を迫った。同部会に専門家が提出した調査結果によると、日本の大学生の勉強時間は
帝国データバンクが22日発表した学習塾・予備校の経営実態調査によると、2010年度の収入高は計5644億円で、前年度より2・6%増えた。 09年度から小中学校で学ぶ理科と算数・数学の学習内容が増え、塾などに通う児童・生徒が増えたのが要因だ。主要110社のうち、比較可能な102社を調べた。 収入高1位は「河合塾」(愛知県)の471億円だった。2位は公文式の「日本公文教育研究会」(大阪府)の420億円、3位は栄光ゼミナールを展開する「栄光」(埼玉県)の299億円、4位は東進ハイスクールで知られる「ナガセ」(東京都)の210億円だった。 帝国データでは「少子化や大手塾の低価格化を受け、大半の小規模業者の経営環境は厳しい」とみている。
昔、ひとづてにある経営者がこう評したという話を聞いた。老人ホームや介護ビジネスは仕組みとしては牧畜業だ、と。 誤解を避けるために断っておくが、これは老人を馬鹿にしているわけでも、老人ホームの経営はこう考えろというビジネス指南でもなく、ただ、ビジネスの構造が牧畜業とまったく同じであるという指摘である。 牧畜業とは一定期間、家畜を飼育したコストを、最終的に市場で売却した価格を引いた金額が利益になるという構造である。そして市場価格はそのときの相場であって、だいたい一定であるとみなせるから、どれだけ利益がでるかは、飼育するコストをいかに抑えるかで決まることになる。 老人ホームや介護の場合も顧客満足度をいくらあげようがもらえる報酬が変わるわけではないのでいかに低コストで世話を出来るかで利益がきまる。牧畜業との違いは、飼育期間が決まってないことだ。だから、出来るだけ長生きしてもらうほうがいいというのが
●稼いでも稼いでも尊敬されないファンドマネジャーの嘆き ●「時給10万円」エリート弁護士たちの自己弁護 ●「米国民の敵」元・ヤンキース井川慶の悲劇 ●稼ぎすぎた金、さあどうやって隠そうか ●共通の悩みは「子供がドラ息子になること」 カネだけで人は尊敬しない。そのカネで何をするかが大切なのだ。もうひとつ、そのカネをどうやって得たかも。カネさえあれば、幸せになれるわけでもない。だが、そう思っている人は少なくない。 周囲に白眼視されながら 大金を稼ぐ仕事の恐ろしさを、かつてまざまざと見せつけた人物がいる。 元プロ野球選手、川崎憲次郎(41歳)。大分・津久見高校からドラフト1位でヤクルトに入団、巨人キラーと呼ばれ'98年には沢村賞も獲得した。 '00年オフ、中日へのFA移籍を決める。3年間は年俸2億円、4年目は出来高の大型4年契約だった。 ところが'01年からの3年間、川崎はついに一球も一軍のマウ
今日の横浜北部は朝から雨です。しかもけっこう土砂降り。私も体調がすぐれないので家でゆっくりしております。 さて、地政学や戦略とは全く関係ないかもしれませんが、みなさんの職場の環境づくりにヒントになるような論考がありましたのでそのご紹介を。 ちなみに私のような個人業者(?)にとっては非常によくわかる話です。 ==== 「新グループシンク」の台頭 By スーザン・ケイン ●「孤独」というのは時代遅れである。 ●アメリカでは「新グループシンク」(New Group Think)というべきものが大流行中である。これは「グループや集団でどんどん働きましょう」という考え方だ。 ●この典型的なのが、「オフィスの壁を取り払って、アイディアを交換しながら、創造的に働く」という最近の職場環境の風潮だ。 ●ところがこのような風潮には大きな問題がある。なぜなら最近の心理学の調査研究では、人間というのはプライバシー
年商40億円の農家だっているんです――緒方大助・らでぃっしゅぼーや社長(第2回)(1) - 12/02/02 | 00:03 ――緒方さんは健康食品の「青汁」を販売するキューサイにいらっしゃいました。らでぃっしゅぼーやとの出会いをお聞かせください。 1993年にキューサイに入社していろいろな新規事業の立ち上げを担当し、95年には事業開発部の責任者を務めていました。その頃、無農薬のコメや野菜を売る事業を検討したことがあります。 結局その事業は実現には至らなかったのですが、いろいろと下調べをしているときに初めてらでぃっしゅぼーやという会社の存在を知りました。結構売り上げが伸びているし、野菜宅配はこんなに市場があるのかと思いましたね。 らでぃっしゅぼーやのことをすっかり忘れていたころ、99年くらいですか、期せずしてM&Aの話が舞い込んできたのです。当時のキューサイ社長から「らでぃっしゅ
今年、いよいよ団塊の世代が高齢者(65歳以上)の仲間入りを始める。言うまでもなく、今後、高齢者向けの事業は大きなビジネスになっていくだろう。しかし、「高齢化社会の進展=シルバー顧客の増加」という需要面の変化ばかりに注目するのはもったいない。 本稿では、高齢者は有力な労働力にもなりうるという供給の側面から、新たなビジネスチャンスについて考えてみたい。 1.日本の高齢者のポテンシャル(注1) まず、日本の高齢者の状況を国際比較したデータを確認しよう。下記のグラフは、高齢者の健康状態を比較したものである。 まったく不自由なく日常生活を送っている割合は約90%にも達しており、米、韓、独の60%台と比較すると日本の高齢者は圧倒的に元気である。 下記のグラフは、経済面での比較である。 経済面で困っていない人は50%を超えており、他先進国よりも高い。あまり困っていない人も含めると80%を超えており、全体
印刷 関連トピックスソニー株主総会パナソニックオリンパス 損失隠し問題で経営再建中のオリンパスは、他社との資本・業務提携によって再建を目指す方針を固めた。ソニーやパナソニックなど国内外の5社を軸に提携先の検討を進めており、近く各社が提出する事業計画案を比較し、2月にも提携先を決める考えだ。 関係者によると、候補企業はこのほか、富士フイルムホールディングスと、資本関係もある医療機器会社のテルモ、韓国・サムスン電子。すでにオリンパスが提携先探しを委託した証券会社が各社から提携後の事業計画の説明を受けており、一部の企業は計画案を書面でも提出している。 近く全社から具体的な事業計画案の提出を受け、オリンパス側が本業との相乗効果などを比較検討したうえで資本・業務提携先を選定。3月か4月に開く予定の臨時株主総会までに最終決定する考えだ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルで
なんとも陰鬱とした見出しと内容の記事があがっていたので。 困難な時代を生きる君たちへ (内田樹の研究室) 困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記 このふたりは50代、60代であり、バブルまでの高度経済成長の中、社会に出て大人になった人たちだ。嫌な言い方をしてしまえば、社会に望まれて社会人になった人たちだ。 我々の世代は違う。団塊Jr、氷河期世代が社会から最初に受け取ったメッセージは「君たちは要らない子」だ。それはこの20年、日本社会が若者に向けて発してきたメッセージだ。 人生設計? そんなものに意味があるのかすらわからない。何がどう動くのか、自分は何に巻き込まれるのか。まったく想像が付かない。安全な場所なんてどこにあるんだろう。 年寄りは言う。若者よ、もっと視野を広げろ、努力しろ。 視野を広げてみた。中国が成長していた。東南アジアが熱かった。韓国の家電に、日本が負けている
みなさんがこれから生きて行く時代過去の時代に比べればより自分というものが問われるものになります。 戦争に巻き込まれることはないでしょうが、大災害に襲われる可能性は高くあります(富士山も爆発するでしょうし東京に大震災は訪れるでしょう)。しかし、生きるということは、避けがたいことは受けいれるということです。そして、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないというなら、人まねをしないことです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることは、実際には過去の時代にもそう多くはありませんでした。大学の先生のお話なんか聞いてないで、漁港や寒村で働く人の話を聞いてごらんなさい。 生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あ
不振事業や会社の再建支援を専門とするターンアラウンドスペシャリストである三枝匡さんの「V字回復の経営」(日本経済新聞社)を読みました。三枝さんは今は東証一部企業の社長としてミスミの急成長を牽引していますが、スタンフォードMBA、ボストンコンサルティング出身で企業再建のスペシャリストというバックグランドは、カネボウやダイエー等を再建した産業再生機構でCOOを務めた冨山和彦さんとも重なります。 この本、第一印象は分厚くて読むのが大変そう・・・というものでしたが、内容は事実に基づいた小説(ケーススタディ)形式をとっているので、想像以上に読みやすく一気に読了。ストーリーの大半は実際に三枝さんが手がけた複数の企業再建で実際に直面した事実ベースで書かれているためドキュメンタリーのようなリアリティがあります。また、物語の展開とあわせて随所に「不振事業の症状50」と「改革を成功へ導くための要諦50」が埋め
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