先週の日曜日に、みけねこサイエンスプロジェクト企画のサイエンスブロガーお茶会に参加してみた。 演者は、食の安全情報blog の小比良和威さんで、お題は「食の放射線基準と安全」 内容は前半の小比良さんの、食の安全基準はどのように作られているかからはじまる講義で、後半は、それに基づいて色々な話し合いが行われた。講義の内容は、上記の食の安全情報blogで紹介されている。 小比良さんの講演は、ポイントをおさえて非常に解りやすかった。 だけど、あらためて思ったのは、やっぱり食の安全というのは、複雑高度に組みたてられた概念で、誰にでもすんなりわかるようなものじゃないなってことね。 食品の安全てのは、実は自明のことではなくて、長い歴史の中で、意外な発見がたびたびありながら、徐々に練り上げられてきたものだ。 1940年代、遺伝子の実体がDNAとわかり、50年代にはDNAに作用して腫瘍を作る物質