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2009年5月5日のブックマーク (3件)

  • 『貧困者を犯罪者とみなす刑罰国家の危険 - 憲法25条“生存権”軸の福祉国家へ(内橋克人×湯浅誠)』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 3日に放送されたNHK教育テレビのETV特集「いま憲法25条“生存権”を考える~対論 内橋克人 湯浅誠~」を見ました。 その中で、印象に残った内橋さんの言葉は、「19世紀における貧困への対応は、救貧思想に基づき、ワーカーズハウスという一種の強制収容所で、貧困当事者に強制労働をやらせるというものだった。貧困当事者に対して、怠惰だから、怠け者だから貧困になるんだといって、強制労働をさせた。それに対し、社会的な批判が巻き起り、貧困は個人の怠惰などが問題ではなく社会構造のひずみがもたらしたもので、貧困が生まれるのは社会全体の問題だという考え方が20世紀に入って強くなっていった。日において、貧困を自己責任、個人の責任として、19世紀へ戻るような懲罰的な対応の仕方をやっていくとどう

    『貧困者を犯罪者とみなす刑罰国家の危険 - 憲法25条“生存権”軸の福祉国家へ(内橋克人×湯浅誠)』
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    comzoo 2009/05/05
  • 森戸事件と興国同志会の分裂 - 跡地。

    中谷武世『昭和動乱期の回想』 中谷 当時の「日の会」、前身の興国同志会、それと吉野作造博士が中心の新人会が東大内の学生団体として対立しておった。妙なもので新人会の出身者がそれぞれ後の社会主義政党の指導者になりましたね。そして興国同志会、「日の会」の先輩が後の保守党、今の自民党の指導者になっている。 岸 私のクラスで社会主義のほうにいったのは三輪寿壮、あれは私の一高時代からの非常な親友の一人で、大学にいって後は彼は新人会に入るし、私は上杉さんの木曜会に入る、これはその後の興国同志会になったわけだけれども、そこで社会とか国家に対する考え方は三輪君と私とは大分違ったんだけれども、しかし彼の死ぬまで交友をつづけたもっとも親しい友人の一人でした。今言われるように、大学の先生では吉野先生と上杉先生、美濃部先生は学生運動に関係はしなかった。 中谷 関係しなかったですね。それで興国同志会が分裂した動機は御

    森戸事件と興国同志会の分裂 - 跡地。
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    comzoo 2009/05/05
  • 「もっと懲らしめなければいけない」 - 松下昇への接近

    といま、TVで湯浅誠さんが言っていた。 ワーキング・プアといわれるような人びとに対し、第二のセーフティネットなどの施策が取られようとしている。しかし必死で働いて生活保護費以下の人たちのことを考えるならば、黙って金を貰っているあいつらのことは「もっと懲らしめなければいけない」、と考える人たちがきっとでてくるだろう、といった話だった(不正確だが)。 「もっと懲らしめなければいけない」という圧力はわたしたちの社会でひどく当たり前のベクトルになったようだ。刑事事件の被疑者のような悪い奴は「もっと懲らしめなければいけない」。不法滞在「外国人」は悪い奴だから「もっと懲らしめなければいけない」。公務員は民間に比べれば働かず愛想も悪いので「もっと懲らしめなければいけない」。等々、きりがない。 誰が「もっと懲らしめなければいけない」と言っているのか。明言されることは少ないが誰もがそう思っている。 ワシだって

    「もっと懲らしめなければいけない」 - 松下昇への接近
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    comzoo 2009/05/05