タグ

ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (6)

  • 日経は大衆文化系弱いね:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    http://www.nikkei.com/article/DGXNASGR0400S_U3A200C1000000/ アングレームBD祭で『ドラゴンボール』が特別賞、という記事なのだが、 〈日漫画などに影響を受けたフランス人が描くフランスの漫画は「バンド・デシネ」と呼ばれ、フランスの文化・芸術の一角を占めている。〉 とある。すごいね、どうも。 たしかに日マンガに影響を受けたBDもあるし、日やアジア、欧米各国のマンガの翻訳出版が、フランスのマンガ出版点数の半分を占めるといわれ、もっとも世界に開いた市場であることはたしかだが、アメリカン・コミックス、カートゥーン、日のマンガ含めても、それらに影響を与えてきたのは、歴史的にはむしろ欧州のBDだといわれている。コミック・ストリップへの流れが19世紀前半スイスのテプフェールから始まるという最近のマンガ史でいえば、この記事は逆のように読める。

    日経は大衆文化系弱いね:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    comzoo
    comzoo 2013/02/05
  • 三年小成、八年中成、十年大成:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    ここんとこマジメに日曜の李先生講習会にも参加。 前回の講習会で、李先生が「これまで熊、龍、単勾、獅子とやってきたが、どれが好きですか?」という質問をしたので、休憩中に「僕がもし応えるとしたら、今は熊が好きです。リラックスを感じられるから。でも、何と説明していいかわからないが、今は単勾、獅子が重要だと、僕の体が僕にいうんです」とツタない英語で伝えた。そのあと李先生は、脳ではなく、体がどうのこうの」という話をしてくださったのでが、残念ながらうまく理解できなかった。 ところが、日の講習会で「三年小成、八年中成、十年大成」という武術の達成過程についての言葉を書かれて、こんな説明をされた(ただし相当大胆な意訳なので注意)。 「はじめて習うとおぼえるのも早く、急速に体も変わり、成長も感じられる。三年くらいは、そういう時期だ。だが、次の段階になると、そう簡単に体は変わらない。なので、最初の三年と比べて

    三年小成、八年中成、十年大成:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    comzoo
    comzoo 2012/08/27
  • 『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    デヴィッド・ハジュー『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』(小野耕世、中山ゆかり訳 岩波書店)読了。素晴らしいです。460p2段組の分厚いなのに、次が知りたいのでページを繰るうちに読み終えてしまった。 地道な取材、インタビュー、当時の記事などを積み重ね、具体的に何が起き、誰が何を思い、話したかが、きちんと書かれているので、今まで漠然としていた50年代にアメコミをほぼ壊滅させてしまった(そのため、少なくともその直後にはスーパー・ヒーローのみが残った)バッシングの経緯がイメージできる。 取材の中心はコミックブックを制作した側、経営者、編集者、アーティストたちだが、バッシングした側(心理学者、政治家、ジャーナリスト、母親など)、その当時はほとんど発言の機会のなかった読者たち、あるいは読者ですらなかったが、焚書運動に参加した者たちの言説まで紹介し、その事態を多角的に描写し

    『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    comzoo
    comzoo 2012/06/15
  • 「夏目漱石財団」閉鎖についてのお知らせ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    2009年7月当ブログで、同年4月に設立されていた「夏目漱石財団(一般財団法人夏目漱石)」に対し、私は、同意いただいた親族とともに活動に反対する旨、ご報告いたしました。その後、財団の一部の方と連絡協議し、財団は活動停止状態になっておりました。 今回、2年の活動停止をもって、公式に財団閉鎖の手続きが終了したとのご報告をいただき、閉鎖事項証明書のコピーを入手いたしました。事情を知らずに財団に参加された方々にはご迷惑をおかけしましたが、ようやく正式に財団問題が解決したことになります。 この厄介な問題をともに解決していただいた財団の方、及びご協力いただいた方々に心よりお礼申し上げ、ご報告させていただきます。 以下に、当ブログでご報告した記事と、関連情報のURLをご紹介します。ただ、知らずに財団に関わってしまった方々に、さらにご迷惑をおかけしたくないので、ここではコメント欄をカットして転載いたします

    「夏目漱石財団」閉鎖についてのお知らせ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    comzoo
    comzoo 2011/10/23
  • 水木貸本時代の絵の元ネタ!?:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    水木しげる『妖奇伝』(1959年貸 図版は青林堂『復刻版墓場鬼太郎 妖奇伝(上)』1992年17p) ご存知、貸の鬼太郎物の一場面ですが、水木は貸時代、アメコミの古(米兵の放出したもの)を参考にしてます。で、今回、50年代の米ホラーコミックスを集めたに、ほぼ同じ画像を発見しました。水木版のページ下部の、走る男の後ろ姿と土を掘る男に注目。 アメリカのホラーコミックの「掘る男」の姿勢、ほぼ同じ。Warren Kremmer「Amnesia」1953年(Greg Sadowski「FOUR COLOR FEAR  Forgatten Horror Comics of the 1950s」(Fantagraphics Comics  2011年 196p) こちらも姿勢や陰影もほぼ同じに見える。同上197p おそらく、これが元ネタの作品と考えて間違いないんじゃないでしょうか。 けっこう、

    水木貸本時代の絵の元ネタ!?:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    comzoo
    comzoo 2011/06/06
    「完全に一致」
  • 漱石のはがき:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    すがやみつるさんからのメールで、すがや氏ご友人の、作家・野上弥生子の曾孫にあたる女性が、家の整理をしていて漱石からのハガキや手紙を発見したと知らせてくれました。しかも、写真データつき。有名なネコの葬儀についてのハガキもあり、なかなか面白い。 せっかくなので、すがやさんを通じて、野上さんのご子孫の許可を得て、公開します。 追伸 すがやさんによると「これらの書簡類は、大分県臼杵市にある野上弥生子記念館に寄贈される予定とのことですが、その前に、その一部が、鹿児島県薩摩川内市にある文学館に展示されることになったそうです。」とのこと。 内容は、曾孫の方の読解によると、以下だそうです。 「辱知義久々病気療養不相叶昨夜いつの間にかうらの物置のヘッツイの上にて逝去致候 埋葬の義は車屋をたのみ蜜柑箱へ入れて裏の庭先にて」

    漱石のはがき:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    comzoo
    comzoo 2009/10/18
  • 1