アイスクリームの販売、過去最高の5200億円超 夏といえば、冷たいものが食べたくなる季節。2021年度、アイスクリーム業界の販売額は年間5200億円超と、過去最高を更新しました。10年前に比べ、約1.3倍もの伸びです(日本アイスクリーム協会調べ)。 好調な要因として、まず2020年以降の「巣ごもり需要」が挙げられるでしょう。アイスを「暑さを和らげるため」だけでなく「気持ちをリフレッシュしたいから(食べる)」と、テレワークの合間などに口にする人も増えました。 また、もう一つ大きいのは、冬場に食べるアイス、いわゆる「冬にもアイス」の需要拡大です。いち早くこの市場を開拓したのは、ロッテ。 その代表といわれる大ロングセラー「雪見だいふく」は19年度、ブランドとして初の年間売り上げ100億円を突破しました。