ウォッチ 米大統領選2016 米大統領選の共和党指名争いで首位のトランプ氏が語る外交政策に、ニューヨークに本部を置く国連でも懸念の声が上がり始めている。オバマ政権は「近年で最も国連外交に理解のある米政権」との定評があるだけに落差への懸念は深い。 国連通常予算に占める米国の負担は2割超。各地で停戦監視を担う平和維持活動(PKO)予算では3割近い負担をしている。 これにビジネスマン感覚で直言するトランプ氏が米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューでかみついた。「米国は不釣り合いなまでに国連に拠出しているのに我々は国連から何も得ていない」「彼らは米国を尊敬していない。米国が望むことをやらない」 PKOに関わる国連職員は「オ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。