Published 2022/05/28 21:14 (JST) Updated 2022/05/28 21:29 (JST) 【上海共同】新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続く中国上海市の上海交通大は28日までに、キャンパス内で野良猫と遊んだのはコロナ対策の規則違反だとして、博士課程の学生の奨学金受給資格を取り消した。地元メディアが報じた。 学生は22日午後、封鎖された市内のキャンパス内で、手袋をせずに草を使って猫にちょっかいを出した。交通大は25日、野良猫や犬に餌を与えたり遊んだりすることを禁じた規則に違反したとして受給資格取り消し処分を発表した。 交通大では猫や犬に引っかかれる事案が多発しており、学生が「キャンパス内にリスクをもたらした」と批判した。