中国は気球が撃墜された件を巡り、米政府をやり玉に挙げている。だが同国がもっと懸念すべきは、人口という「気球」がしぼんでいることだ。
対話を通じた「台湾有事」の回避に向け、議論をする台湾側の識者と沖縄側の登壇者ら=12日、那覇市の沖縄タイムスホール 対話によって「台湾有事」の回避を目指す「沖縄対話プロジェクト」などが主催するシンポジウムが12日、沖縄県那覇市のタイムスホールで開かれた。稲嶺恵一元知事が基調講演し、安全保障に詳しい台湾の研究者2氏と県内の有識者ら3氏が意見交換した。緊張が高まる中でも「有事」を回避するための対話の必要性が改めて示された。 ▼<沖縄・台湾シンポ基調講演>大事なのは外交 稲嶺恵一氏(元沖縄県知事) 台湾国防部傘下のシンクタンク・国防安全研究院の林彦宏(りん・げんこう)准研究員は、中国が多額を投じて軍備増強を進めていることから「有事」が起きる可能性が「高い」と懸念。一方、蔡英文政権発足後は台湾側からの挑発行為がほとんどないにも関わらず、中国の軍事的圧力が増しているとし「ボールはこちら(台湾)にはな
高麗時代末期の14世紀初頭、忠清道瑞山の浮石寺で作られた金銅観音菩薩坐像。2012年に対馬の観音寺から窃盗犯が盗んで韓国に持ち込んで以来、10年以上返還議論に巻き込まれたまま大田国立文化財研究院に保管されている=チョン・ウヌ釜山博物館長提供//ハンギョレ新聞社 今年で693歳になったこの仏像は、実に険しい時代に生まれた。 倭寇の略奪行為と権勢家らの搾取行為が猛威を振るった時代だ。百姓たちは生き延びるのも厳しかった。農業をしていた土地を捨て、誰もが流浪民になった。後代の歴史家たちが麗末(高麗時代末期)と呼ぶ14世紀中後半、高麗王朝末期の朝鮮半島海岸地域は倭寇の蠢きによって無法地帯と化していた。しかし、人々は大同世上(すべての人が共に平等に生きる世界)への希望を失わなかった。仏の恩徳で平和、平等、充足した世の中を求め、共同体信仰に頼って乱世に耐えた。 1330年、高麗国忠清道瑞州(ソジュ、現在
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く