米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデイビッド・ザスラフCEOが、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作実写映画の製作を、2026年公開を目指して進めていると投資家向けの収支報告の中で発表した。現状のタイトルは『ロード・オブ・ザ・リングズ:ザ・ハント・フォー・ゴラム(仮題) / Lord of the Rings: The Hunt for Gollum』で、ゴラムにフォーカスした作品となる。 作家J・R・R・トールキンの長編ファンタジー小説「指輪物語」をピーター・ジャクソン監督が映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(2001〜2003)は、世界興行収入30億ドル近く(約4,650億円)を上げる大ヒットを記録。完結編『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は、アカデミー賞で作品賞など11部門受賞の快挙を達成した。それから約10年を経て、前日譚にあたる『ホビット』3部作(201