日本体操協会は7月19日、都内で緊急会見を開き、体操女子・パリ五輪代表の宮田笙子(19)に「喫煙と飲酒行為が発覚した」ため、彼女は代表を辞退したと発表した。以来、SNSなどネット上では今でも盛んに投稿が行われているが、なぜか今回は“賛否両論の大議論”が起きていない。Xでは多くの著名人が「代表復帰」を求めているのに対し、一般のユーザーは辞退を強く支持する声が圧倒的多数を占めているからだ。 *** 【写真】しなやかに躍動する太ももが、テーピングでがっちりと固定される痛々しい姿……。傷だらけで「五輪の切符」を掴んだNHK杯での宮田選手 IT担当の記者は「SNSは本来であれば、著名人の投稿でネット世論が決定づけられることも珍しくありません」と言う。 「ネット世論が変わるほどのインパクトが与えられなくとも、著名人の投稿に多数の読者が賛同のメッセージを寄せ、意見の違う投稿者と論争が起きることはよくあり