宮台真司さんと言えば、東京大学に在学中からサブカルチャーに造詣の深いライターとして活躍し、援助交際やオウム真理教などを取り上げて一躍脚光を浴びた社会学者。現在は首都大学東京の教授として、「社会とは何か?」「国家とは何か?」といった学究に身を捧げている宮台先生に、日本の社会保障体制が抱える問題点について伺おうと思ったのだが…。インタビューの最初から返ってきたのは「そもそも教育が悪い」との答え。さて、その真意とは? 文責/みんなの介護 大学生の「これからはNPOの時代で、カネの時代はもう終わりだ」なんて発言を聞いて僕は、バカだなーと思って みんなの介護 「日本の財政は大丈夫なのか?」「年金は将来、破綻するんじゃないか?」といった疑念や不安が話題となって久しいですが、宮台先生はどのように感じていますか? 宮台 あり得ないですよね、年金が破綻するなんて。論理的にあり得ない話で、単に受給額が減るとい
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