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研究に関するconsigliereのブックマーク (2)

  • 査読制度の深い病理|tsutete

    福井大の教授が自分の論文の査読者(ピアレビュー)に千葉大の教授を推薦し、自分で審査結果を書いて千葉大教授に送り、千葉大教授がそれをコピペして自分で審査したことにした、という不正があった。 この件について毎日新聞が詳しい論説記事を書いている。 毎日新聞は科学に関して非常に深い記事をしばしば書いており、この論説も非常に詳しく、正確で客観的な内容である。 毎日新聞の論調は、福井大・千葉大の教授らの不正はあり得ないし、言語道断であるというものである。私も基的には僕も同意見だ。しかし、現場の人間としては、査読制度の闇はこの問題よりもはるかに深いと感じている。 具体的な体験を話すと、僕がある論文を投稿する際には通常、5名の研究者を査読者の候補として推薦する。どの人も僕の研究内容を良く理解してくれている人だが、同時に、当然ながら僕に対して批判的は選んでいない。というかむしろ、どちらかというと、というか

    査読制度の深い病理|tsutete
  • 渡辺守邦著 『表紙裏の書誌学』 刊行 - fuakiの日記

    ●渡辺守邦氏の研究された、版書誌学の実験とその成果が単行となって刊行された。この成果は、一通りの調査意識からは生まれない。私なども、近世初期の版をかなり調査してきて、表紙の裏側に別のの刷ヤレには何度か出会っているが、何か別ののヤレを補強に使用したナ、位で先に進んでしまっていた。そこに、ジッと目をこらし、その背後に鋭い視線を注いだのが、著者の渡辺氏である。 ●渡辺氏はこの紙背を見抜く視線の先から、これまでも多くの発見をされ、研究成果を得られたが、今回の文部科学省の科学研究補助金による研究「表紙裏反古を国文学研究資料して活用する方法の開発を目指す研究」は、それらを、客観的な研究方法として位置づけようとされたものである。敬服せずにいられない。 ●私は、渡辺氏の研究と、その成果に出会うたびに、天理大学の木村三四吾先生を思い出す。一冊の写や版を目の前にして、その資料をジッと見つめ、小さ

    渡辺守邦著 『表紙裏の書誌学』 刊行 - fuakiの日記
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