あまりの暑さで、カブトムシが次々と死んでいる――!? 記録的な猛暑が続いた2018年夏、こんな真偽不明の噂がインターネット上で広まっている。 だが、カブトムシが「暑すぎて大量死」するなんてコト、本当にあり得るのか。J-CASTニュースが、噂の発端となった兵庫県内の観察施設や、カブトムシの生態に詳しい専門家に話を聞くと......。 猛暑で「カブトムシ大量死」報道も カブトムシをめぐる今回の噂には、大きく分けて2つの出元があるようだ。まず1つは、兵庫県市川町の体験型施設「かぶとむしど~む」で、放し飼いにされたカブトムシが次々と衰弱死していると、一部メディアに報じられたこと。 2018年8月14日付の神戸新聞(ウェブ版)記事や、翌15日付の毎日放送(同)の報道によれば、この施設では今夏、累計3000匹近くのカブトムシが衰弱死。仕入れが難しい状況になり、16日で閉園となった。 両メディアとも、カ
地球温暖化の影響で、食用の「ゴマフグ」と「ショウサイフグ」による雑種のフグが太平洋沖で増加していることが、水産研究・教育機構水産大学校(山口県下関市)の高橋洋准教授(集団遺伝学)の調査で分かった。雑種は体のどこに毒があるかはっきりしていないため、市場では模様などの外見で手作業で選別して廃棄している。だが外見では「純正」との区別が難しい個体もあり、雑種が今後増えれば市場に紛れ込むリスクも増える恐れがあるという。 高橋准教授らが2012年から3年間、東日本の太平洋沖で水揚げした252匹を遺伝子解析した結果、ゴマフグとショウサイフグの雑種が半分以上の149匹に上った。自然界でフグの雑種が見つかるのは1%以下とされる。両種はトラフグの仲間で、ゴマフグは主に日本海に生息している。しかし、温暖化による海水温上昇で生息域が北に広がり、津軽海峡を越えて、ショウサイフグの住む太平洋側に移動したため、両種の雑
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く