僅差で橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が掲げた「大阪都構想」が廃案になった。もともと自分の印象では橋下さんは「衆愚政治」に嫌気がさしており、政界引退の理由が欲しかったんだろうなぁと。あまりに笛吹けど踊らずで強引な手法を採りがちだったけどね。 で、今回の選挙で一番自分が不満だったこと。それは投票権のある大阪市民はどう考えているかということばかりが報道され、大阪市以外に住む日本人の意見の調査がされていないことだ。 大阪都構想:「100年先見据え」…住民投票、審判待つ夜 に反対理由を挙げる市民の声が出ているが、「住民生活レベルが下がるといや」みたいなのは大阪市民以外からはお口アングリである。 そもそも大阪市を解体した方が良いという意見が吹き出してきたのは、市長を助役や市職員の中から輩出し、強大な職員組合が、ヤミ給与、ヤミ手当、裏金、働いてもいない職員に数千万の給与、ばらまき、粉飾、癒着などめち