1969年、ロンドンのある百貨店に 客寄せのために開設されていた 動物売り場でライオンの赤ちゃんが とても小さな檻に入れられて 売られていました。 これを見た二人のオーストラリア人青年は 不憫に思い、買い取って自分たちが アルバイトしていたアンティーク家具屋で 飼うことにしました。 クリスチャンと名付けられた 赤ちゃんライオンは みんなから愛されました。 しかし、引き取られた1年後には 80キロ以上に成長。 このままロンドンで一緒に生活するのは 無理だろうと判断した二人は クリスチャンを「アフリカの自然」に帰す 計画を立て始めた。