大阪の電機メーカー三洋電機が製造し、全国のガス会社などが販売した「ファンコンベクター」という暖房器具から煙が出たり発火したりするおそれがあるとして、三洋電機などは、昭和59年から平成18年にかけて製造・販売された製品について使用しないよう呼びかけてます。 三洋電機などによりますと、ことし3月、兵庫県内の住宅でこの暖房器具から発火して床や壁が焼ける火事があり、さらに10年余り前にも、大阪府と兵庫県で器具の一部が焼けたということです。この暖房器具は長期間使うと内部にほこりがたまり、電源プラグがコンセントに差し込まれていると煙が出たり発火したりするおそれがあるということで、三洋電機などは電源プラグを抜いて使用を中止し、販売元に連絡するよう呼びかけています。 三洋電機は「ご迷惑をおかけしておわびします。安全のため、該当する機種は使わないようお願いします」と話しています。問い合わせの電話番号は、三洋