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2007年3月27日のブックマーク (6件)

  • コンテンツ立国へ、17億円をかけた「ジャパン国際コンテンツフェスティバル」が開催

    映画やアニメ、ゲーム漫画などの世界輸出に向け、政府が大規模な国際的イベントの開催に乗り出す。これまでばらばらに開催されていたコンテンツ関連のイベントを集約し、海外からのバイヤーを呼び込む狙いだ。 イベントの名称は「ジャパン国際コンテンツフェスティバル」。9月19日から開催される東京ゲームショウを皮切りに、東京国際映画祭が閉幕する10月28日までの5週間にアニメや音楽などのイベントを連続で開催する。 政府として2007年度に総額17億円の予算を確保する。欧米やアジアから有識者を招いたシンポジウムを開催するほか、映画等の国際共同制作も推進する。また、映画の撮影場所を提供するフィルムコミッションを支援することで、地域の活性化も図る。 期間内には、コンピュータグラフィックスに関するイベント「ASIAGRAPH」や、アジアの音楽を対象としたイベント「東京アジアミュージックマーケット・カンファレンス

    コンテンツ立国へ、17億円をかけた「ジャパン国際コンテンツフェスティバル」が開催
  • benli: 合併と著作者人格権

    先日出席した某研究会での議論によれば、企業合併にあたって、合併前に成立した法人著作物(吸収合併の場合、消滅会社の法人著作物)について、「著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為」(著作権法60条)の差止めを求める権利を、合併後の会社は有しないということになるらしいです(同116条の反対解釈)。確かに、現行著作権法の解釈としては、それが一番素直です。 もちろん、「著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為」を犯した場合の刑事罰(同120条)は親告罪ではない(同123条1項参照)ので、そのような行為を行っているものについて合併後の会社が刑事告発をして処罰してもらうことはできるわけですが、民事的に何とかしようということはできないということです。 パラメータデータの改変ツール等を著作者人格権(同一性保持権)で押さえつけてきたゲーム会社にとって、企業

  • 「著作権システムは世界規模の壮大な実験である」説について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    弁護士の福井健索先生が書かれた『著作権とは何か』(集英社新書)、著作権制度の入門書としてお勧めです。著者ご人があとがきでも書かれているように網羅性という点では不十分なところがありますが、アイデアと表現の境目や模倣とオリジナルの境目の曖昧さ、私的複製、パロディ、引用等々、今日の著作権制度において論点になりやすいところが、日米の事例を交えて説明されており、大変わかりやすいです。 著作権制度について勉強したい方は、このと中山信弘先生の『マルチメディアと著作権』(岩波新書)あたりを読まれてから、格的な教科書(たとえば、『著作権概説』(田村善之)、『著作権法概説』(半田正夫)、『著作権法詳説』(三山裕三)等々)に進まれるとよいのではないかと思います。 で、『著作権とは何か』の話にもどりますが、大変興味深い著者の意見として「著作権というシステムそのものが全世界規模の壮大な実験と思うのです」とい

    「著作権システムは世界規模の壮大な実験である」説について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 日弁連 - 著作権の保護期間延長に関する意見書

    意見書等 Subject:2006-12-22 著作権の保護期間延長に関する意見書 意見書全文(PDF形式・31KB) 2006年12月22日 日弁護士連合会 意見書について 2006年9月22日、社団法人日文藝家協会等の権利者団体から文化庁著作権課に対し、著作権の保護期間延長を求める要望書が提出され、自民党の知的財産戦略調査会著作権に関するワーキングチームにおいても同問題について検討がなされています。 日弁連は、著作権の保護期間(現行制度では著作者の死後50年)を20年延長して死後70年を原則とすることに対し、反対意見を提出しました。 著作権の保護期間を延長することは、その必要性が認められないばかりか、創作者の利益にならない、利用許諾の取得が困難になる、古い作品に基づいて新しい作品が創られるという「創造性のサイクル」を害する等の様々な弊害が生じるおそれがあります。 仮に保護期間

  • 壮大な金の無駄遣い - コデラノブログ SP2

    3月21日、朝日・読売の両紙に著作権保護期間延長賛成派の全面意見広告が掲載された。キャッチコピーは、「日文化は、なぜブームで終わるのか。」だそうである。 掲載されたのは、首都圏版に限られるようだが、2紙の全面広告であるから、その費用はおそらく億までは行くまいが、数千万円規模であることが予想される。お金を出したのは賛成派団体だろうが、ちょうど決算期ということもあって、各団体ともここで年度末の予算を全消化という側面もあるだろう。 この意見広告、読めば読むほど、テーマである「日文化は、なぜブームで終わるのか。」ということと、著作権保護期間を70年に延長することの関係がわからない。そんなに海外で日文化を定着させたいのであれば、数千万円分を著作者に支払って、日の作品100個を選んでコピーフリーにすればいいのではないか? アジア圏なんかは喜んで読んだり見たりすると思うし、それによって他の作品に

    壮大な金の無駄遣い - コデラノブログ SP2
  • エンドユーザーの見た著作権: 日本文化は、なぜブームで終わるのか(趣旨説明)

    エンドユーザーの目から見た、知財問題に関わる話題をクリップ。 それに、ちょびっと添えるユーザーの音。 主に著作権問題を追いかけるけれども、 生活に影響の出る知財全般を採り上げられれば良いなぁ。 当ブログの趣旨 / 編集者 / ブックマーク / 著作権系ブログ新着 著作権とは、いったい何でしょう? それは来、著作者が小説映画音楽などの 自分の著作物から生じるイメージや利益を守るために、 他人がその著作物を無断でコピーすることを禁じる権利のこと。 ただ多くの場合、著作者が不利な契約を結ばされて その権利を「譲渡」させられていますし、 自分の意思で著作物を送り出そうとしても 他の誰か(たとえば映画会社や出版社・レコード会社・ JASRAC など)に妨害されたりしています。 それもまた「著作権」です。 著作権が保護される期間には限りがあります。 国際的