『電子書籍の衝撃』の著者に聞く! 電子書籍は"出版と読者"の関係をどう変えるのだろうか。ITジャーナリストの佐々木俊尚氏が2010年4月に上梓した『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、電子書籍がもたらす業界への影響、出版文化の未来の姿が描かれた。そして、本書の刊行後、日本では5月のiPad発売を機に電子書籍への注目度が向上。出版、IT、通信業界によるビジネスを巡る動きも活発化してきた。最近の業界動向を含め、改めて佐々木氏が電子書籍をどう見ているのか話を伺った。 佐々木俊尚氏。1961年生まれ。早稲田大学政経学部中退後、毎日新聞社、アスキーを経てフリージャーナリストとして独立。IT分野を中心に取材、執筆活動を続けている。公式サイト、Twitterアカウント ──『電子書籍の衝撃』を執筆するきっかけは、Twitterでのやり取りだったとか 『電子書籍の衝撃』(佐々木俊尚著