街角に昔から静かにただずんでいるような図書館にも、ちゃんと記念日と呼べる日がある。それが4月30日。いまから60年以上昔の1950年4月30日、日本図書協会はこの日を図書館記念日と制定。日本図書協会のウェブサイトでは、“公共図書館の機能が明らかにされ、無料原則がうちたてられ、わが国は、真の意味での近代的な公共図書館の時代をむかえた”と、その意義を説明している。 “図書館を利用しない”という人も多いだろうが、改めて思い出してみてはどうだろう。紹介したとおり“無料原則”はいまも変わらない。ネットやテレビ、新聞など情報の選択肢が広がったことはわかるけど、本には本だけにしかない情報の奥深さや紙の心地よい質感というものがあるはずだ。図書館に行けばそれらはもちろん無料。改めて図書館の使い方を検討してみてもいいのではないだろうか。 では、図書館を利用している人は、どんな風に図書館を有効活用しているのだろ