自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 11月26日に衆議院を通過した特定秘密保護法案。 みんなの党と維新の会と作成した修正案が可決されたわけですが、いったい何が変わったのか精査してみたいと思います。 修正案の私注を作りましたのでご参考までに。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/h-sebata/secret_law2.pdf ちなみに修正前の法案の私注はこちら。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/h-sebata/secret_law.pdf では主に何が変わったのか。 ①目的や罰則の部分に「外部からの侵略」などの限定が入った(1条、24条1項) ②「特定秘密」を指定できない機関を内閣総理大臣が決めること