富士通は、茨城県那珂市が2006年10月に開館を予定している市立図書館のシステム構築を受注した。同社が12月22日に明らかにしたもの。同図書館では、「世界で初めて」(同社)非接触型手のひら静脈認証技術を導入するほか、RFIDタグを活用して業務の効率化を図る。 非接触型手のひら静脈認証技術を採用した同システムでは、利用者が認証装置に手のひらをかざし、事前に登録されている静脈パターンと照合して本人確認を行う。「利用者本人と認証されることで、カードレスで図書を借りたり、AVコーナーの利用を申し込める」(同社) 同社によると、手のひらは手の甲や指よりも静脈の本数が多く、静脈パターンが複雑なため、「認証精度はバイオメトリクス技術の中でもトップクラス」(同社)。カードレス運用は「利便性を向上できるほか、カードの不正使用を防ぎ、省資源に貢献できる」(同社)と説明する。 また、RFIDタグを図書に貼り付
第15問:Googleが、アメリカやイギリスの大学図書館や公共の図書館に所蔵されているすべての書籍をネットで見ることができる「Google Library プロジェクト」を立ち上げたそうです。利用者としては歓迎すべき企画ですが、著作権法上の問題はないのですか。 A:公正な目的のための複製は著作権侵害にならないフェアユースが適用されるかが焦点に Googleは、2004年末、ハーバード大学、スタンフォード大学、ミシガン大学、オックスフォード大学及びニューヨーク市立図書館所蔵の書籍をスキャンしてデジタルインデックスを作成するという「Google Library プロジェクト」を発表した。 このプロジェクトは、「Googleプリントプログラム」の一環であり、読者が探したい本を簡単に見つけることができるということを目指している。 つまり、あらゆる言語で記載されたすべての本のバーチャルな総合カ
インターワイヤードは10月7日、雑誌や書籍の購読実態に関してアンケート調査した結果を発表した。それによると23.1%の人が書籍をほぼ毎日読んでいるのに対し、雑誌をほぼ毎日読んでいるという人は9.3%だった。 雑誌は週に1〜2日ほど読むという人が最も多く、書籍に比べて読む頻度が少ないことが分った。また20歳代では比較的雑誌をよく読むが、年齢が上がるにつれ読まなくなる傾向がみられた。ただ女性では50歳代以上、男性では60歳代以上になると、若干読む頻度が増した。 また書籍や雑誌の購入場所については、「書店」を挙げる人が最も多かった。書籍については92.4%、雑誌については79.2%がそう答えた。これに次いで、書籍では「古本屋」(33.4%)、雑誌では「コンビニエンスストア」(48.8%)を挙げる人が多かった。 購入場所が「インターネット」という答えは、書籍では24.8%あったが、雑誌は4.4%に
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は9月28日、原著作物の管理信託を開始した。第1号となるのは、作家・冲方丁(うぶかた・とう)氏の新作「マルドゥック・ヴェロシティ」(早川書房より出版予定)。JDC信託は今後、同作品の映画化、アニメ化、商品化等の二次的な展開や資金調達面を支援する。 同社によると、これまで原作をもとに制作した映画やアニメなどの著作物を信託する事例はあったが、原作者自身が原著作物を信託するのは、「日本で初めて」(同社)。同社は、二次的利用の見込まれる原著作物を信託設定し、許諾の窓口を一元化することで、「コンテンツのマルチ・ユース展開に機動力が生まれ、ビジネス・チャンスの拡大が期待できる」と説明する。 同社は、冲方氏のエージェントであるティー・オーエンタテインメント(TOE)と信託設定に関して合意しており、今後もTOEと協力して原著作物の管理信託を進める予定。第2号
インフォプラントは9月12日、インターネット・ユーザーの情報入手経路について調査した結果を発表した。それによると、インターネット・ユーザーが新聞を定期購読している割合は約8割で、さらに約4割が2年前と比べて購読雑誌が減少したという。 調査は、インフォプラントのマーケティング・データ・サービス「C−NEWS」が2005年8月19〜22日に実施したもの。対象は、10〜60才以上のインターネット・ユーザー1000人(男性500人、女性500人)。 新聞(スポーツ紙を除く)を定期購読しているインターネット・ユーザーは80.9%。定期購読をしない理由として最も多く挙がったのが「新聞で得られる情報はテレビやインターネットでも入手できるから」(51.8%)だった。「(購読有無にかかわらず)新聞を読んでいる」と答えた割合は、50〜60才以上は9割を超えたが、10〜20代は6割強だった。 2年前と比べて購入
(林 伸夫=日経BP社編集委員室 編集委員) 先週、日曜日(2005年2月13日)に発表された第47回グラミー賞ベスト・ビッグバンドジャズ・アルバムに聞きなれないミュージシャンの名前があった。「コンサート・イン・ザ・ガーデン/マリア・シュナイダー・オーケストラ」。この人のCDはあまり見かけたことないなあ、と、早速HMV Japanのサイトを覗いてみると、受賞作品のプロモーションぺージができているが、「マリア・シュナイダーの作品は自主制作盤の為、未入荷です」との注釈がある。ん? レコード店で売られていないのに、グラミー賞受賞? 配信はほとんどMP3ファイルで 自他共に認めるジャズフリークの私としては、大いに気になる受賞作だ。早速Googleで"Maria Schneider"を検索。すると、一発で彼女自身のサイトがヒットした。そこで売られていたのはMP3ファイルにまとめたアルバムデータ2種類
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