団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年問題。医療、介護の現場が病院から自宅に移行しようとしているなか、厚生労働省は「地域包括ケアシステム」の実現を目指している。 「地域包括ケアシステム」とは、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステム。 疾病を抱えていても、自宅など住み慣れた生活の場で療養し、自分らしい生活を続けるためには、地域における医療・介護の関係機関が連携して、包括的かつ継続的な在宅医療・介護の提供を行うことが必要(厚生労働省 在宅医療・介護推進プロジェクトチーム発表資料より)、とするものである。 様々な機関が連携し、包括的かつ継続的なケアを提供するのは、例えシステム上のことはクリアできたとしても、人的な部分がすんなり実現できるかというとそう簡単なものではない。 これまでに看取った人は2800人 独居老人、孤独死、介護離職・・・など、将来に対して不安を
![あと450週しか残り時間がない日本の医療システム 2800人を看取ってきた医師が語る2025年問題の恐るべき真実 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b88d7643a43aaac7da4155dfe7264e7c6de5df04/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F2%2F1200mw%2Fimg_82e092248a5aaec912a69ded087266f6165567.jpg)