ブックマーク / sorae.info (7)

  • まるでくらげ? すばる望遠鏡が撮影した“おとめ座”の相互作用銀河

    こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約7億7000万光年先の渦巻銀河「UGC 9326」と「UGC 9327」の姿。画像に向かって下に写っているのがUGC 9326、上に写っているのがUGC 9327です。 【▲ 国立天文台すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「HSC」で撮影された“くらげ銀河”こと渦巻銀河「UGC 9326」(下)と「UGC 9327」(上)(Credit: 国立天文台)】 UGC 9326とUGC 9327は重力を介して影響を及ぼし合う相互作用銀河です。相互作用銀河のなかには潮汐力によって形が大きくゆがんだり、渦巻腕(渦状腕)が長い尾のように伸びていたりするものもあります。UGC 9326の引き伸ばされた渦巻腕は片方がUGC 9327の方向へ、もう片方がその反対側へ尾のように伸びていて、2つの銀河を合わせた姿からはどこか生物的な印象を受けます。 この画像は国立天文台(NA

    まるでくらげ? すばる望遠鏡が撮影した“おとめ座”の相互作用銀河
    cot-not
    cot-not 2024/07/13
    完全にウツロイドやん
  • 【速報・追記】JAXA月探査機「SLIM」日本初の月着陸に成功 ただし太陽電池が発電できない状態

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は日時間2024年1月20日2時10分、小型月着陸実証機「SLIM」の月着陸を確認したと発表しました。月面への着陸に成功したのは日では初めて、世界では旧ソ連・アメリカ中国・インドに次いで5か国目となります。ただし、探査機の太陽電池は電力を発生していない状態になっており、発表時点でSLIMはバッテリーに残った電力のみで稼働している状態だということです。【最終更新:2024年1月20日2時台】 【▲ 月着陸運用中のサブ管制室の様子。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のライブ配信から(Credit: JAXA)】SLIMは月面へのピンポイント着陸技術を実証するために開発された無人探査機です。JAXAのX線分光撮像衛星「XRISM」とともに「H-IIA」ロケット47号機に相乗りする形で2023年9月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、同年12月25日に月周

    【速報・追記】JAXA月探査機「SLIM」日本初の月着陸に成功 ただし太陽電池が発電できない状態
  • ウェッブ宇宙望遠鏡で捉えた超新星「SN 1987A」の残骸 爆発から35年後の姿

    こちらは「かじき座」(旗魚座)の方向で1987年2月に発見された超新星「SN 1987A」の残骸です。約16万8000光年先の大マゼラン雲(大マゼラン銀河)で発生したSN 1987Aは、当時岐阜県の神岡鉱山跡で稼働していたニュートリノ検出器「カミオカンデ」によってニュートリノ(超新星ニュートリノ)が検出されたことで知られています。 【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で観測された超新星「SN 1987A」(Credit: NASA, ESA, CSA, M. Matsuura (Cardiff University), R. Arendt (NASA’s Goddard Spaceflight Center & University of Maryland, Baltimore County), C. Fransson (Stockholm Universi

    ウェッブ宇宙望遠鏡で捉えた超新星「SN 1987A」の残骸 爆発から35年後の姿
  • まるで輝く砂時計のような暗黒星雲。ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影

    【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で撮影された暗黒星雲「L1527」(Credit: Science: NASA, ESA, CSA, STScI; Image Processing: Joseph DePasquale (STScI), Alyssa Pagan (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI) )】こちらは「おうし座」の方向約460光年先にある暗黒星雲「L1527」です。オレンジ、ピンク、ブルーに彩られた一対の輝く扇形が、砂時計のような姿を浮かび上がらせています。 画像を公開したアメリカの宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)によると、砂時計のくびれ(オリフィス)にあたる部分には、形成されてから10万年ほどしか経っていない原始星が存在しています。その推定質量は太陽の20~40パーセントで、恒星のエネルギー源である水素の

    まるで輝く砂時計のような暗黒星雲。ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影
  • 短命の恒星が進化した姿 ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影したウォルフ・ライエ星「WR 124」

    【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で観測されたウォルフ・ライエ星「WR 124」(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI, Webb ERO Production Team)】こちらは「や座」の方向約1万5000光年先にあるウォルフ・ライエ星「WR 124」の姿です。 「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡の「近赤外線カメラ(NIRCam)」と「中間赤外線装置(MIRI)」を使って取得したデータ(赤外線のフィルター10種類)をもとに作成されました(※)。画像の中央で輝くWR 124の周囲には、この星から放出された大量のガスや塵(ダスト)でできたハローが広がっています。 ウォルフ・ライエ星は大質量の恒星であるO(オー)型星が進化した姿で、約1000万年以下とされる短い生涯を終えつつあります。星の外層から大量の水素が恒星風として放出されて失われたことで、ウォルフ・ライエ星では

    短命の恒星が進化した姿 ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影したウォルフ・ライエ星「WR 124」
  • ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「車輪銀河」の画像が公開された

    【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「車輪銀河」。近赤外線カメラ「NIRCam」と中間赤外線装置「MIRI」を使って取得された画像をもとに作成(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI)】こちらは、南天の「ちょうこくしつ座」の方向約5億光年先にある「車輪銀河」(Cartwheel galaxy、ESO 350-40)と2つの伴銀河(衛星銀河)です。 車輪銀河はその名が示すように、直径約15万光年とされる大きなリング構造や、内側と外側のリング構造をつなぐスポークのような構造を持つ印象的な姿をしています。大小のリングやスポークを彩る赤色は、炭化水素に富む塵の分布に対応しています。いっぽう、スポークの隙間から見える青色の輝きは、個々の星や星形成領域(ガスや塵から新たな星が形成されている領域)を示しています。 この画像は、2022年夏から格的な観測を始めた「ジェイムズ

    ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「車輪銀河」の画像が公開された
  • 国立科学博物館「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」展示会を開催へ

    初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられてから、2020年2月11日で50周年を迎えます。それを記念して日のロケット開発や宇宙研究に関する資料の展示会「日初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」が国立科学博物館で開催されます。 これまでに打ち上げられた「おおすみ」から「はやぶさ」など、ロケットの追尾に使われたJAXA内之浦宇宙空間観測所のレーダ用コンソール、ラムダロケット等に搭載された機器、初期のベビーロケット関連資料等を展示。また、JAXA宇宙科学研究所より「はやぶさ」のイオンエンジン等の搭載機器も展示される予定です。 開催期間は1月28日(火)から2月24日(月)まで。国立科学博物館の入場料は一般・大学生 630円(高校生・高等専門学校生以下および65歳以上 無料)となります。 展示物と常設展示中の関連資料は以下のとおりです。 ■展示物 ・宮原(みやばる)司令制御精密レーダ用コ

    国立科学博物館「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」展示会を開催へ
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