ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (3)

  • 自分が知っている「真実」と矛盾した時、人は騙されていたことに気づく - novtan別館

    いやー良かったよかった。一人の人が放射脳の罠から救われた。 『一箱全て派手な奇形のナス!?』 『それ、天狗なすだろ。』 『知らないって恐いねw美味しいのに。』 - Togetter 実に典型的な話だけど、このように自分が把握している「真実」あるいは「事実」に対して頓珍漢、デタラメなことを言っていることが露呈することによって、洗脳が溶けることがある。めでたい。 ただ、今回はたまたま「天狗ナス」の存在を知っていたことでこの罠を回避することができた→結果としてアレな方の評価をデタラメを言う人とすることができた、という幸運な事例であって、依然としてこのような情報にさらされた時、自分がそれを知らない→他人が「奇形じゃない」っていうのは信用出来ないってなってしまう人はたくさんいるんだろうな。 人間が理性的に判断をするためには、未知のものに対しての汎用的な評価方法を身に着けている必要があるけれども、普段

    自分が知っている「真実」と矛盾した時、人は騙されていたことに気づく - novtan別館
    counterfactual
    counterfactual 2013/05/21
    義務教育範囲の理科知識があればたいてい大丈夫なはずです。 僕は小中では理科が得意でしたが、理科ができない連中はかなりやばく見えました。あのまま大人になっていたら、そりゃ騙されるでしょう。
  • SFに賞味期限はあるか - novtan別館

    久々に懐かしいタイトルを見た。 とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品をべてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ。 なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』: わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる 「月は無慈悲な夜の女王」は言うまでもなく傑作だし、ガジェットの細かい部分を除けば確かに今でも通用する話だ。電子投票で不正をするなんてネタもあるし、面白い。 ただ、もうしばらくすると賞味期限切れなんじゃないか、とも思う。コンピューターが革命的に世界を変えた結果が反映されていないSFの賞味期限が切れるのはもうすぐだろう。 SFはもとよりテクノロジーのみに縛られるものではないけれども、そのストーリーの根幹がテクノロジーそのものを扱っている場合、どうしても賞味期限が発生してしまう。 未知の世界、端的に言って宇宙SFにおいてはなん

    SFに賞味期限はあるか - novtan別館
    counterfactual
    counterfactual 2013/03/12
    古典化したSFは、その時代の科学的な事柄への想いを味わうことができるのがいい。30年後に生きていたなら「ニューロマンサー」を読み返したい。
  • 放射線の線量リスクで掛け算することと、宝くじとパチンコの違いと - novtan別館

    少し話に混同があると思うので考えてみる。 元の話はここ。 もぐさんの「リスク比較における『○○人に一人』は掛けてはならない』という主張 - Togetter で、ここで「掛け算してはいけない」って言われているのは、ICRPが出している集団実効線量のリスクの話。まず、こういうのを宝くじに例えている人が結構いるみたいなので、そもそもの宝くじの話。 宝くじは必ず誰かに当たる? 例えば、1000枚に1枚当たりがあるくじが1000枚売れたら必ず誰かが当選します。なぜか。ハズレくじはハズレとして排除されるため、1000枚売る中で必ず当たりくじを売ることになるからです。 一方で、よく勘違いされるのが、ギャンブルなどでの抽選。これは、ハズレくじを引いたらそのくじはまた売り物に戻され、シャッフルされます。つまり、1000枚売れても必ず当たりが出るわけではないですし、極端に言うと1000枚売れて1000枚あた

    放射線の線量リスクで掛け算することと、宝くじとパチンコの違いと - novtan別館
    counterfactual
    counterfactual 2012/01/11
    宝くじに当たる確率は超幾何分布、がんになる確率は2項分布。宝くじでも、300くじ中に3くじの当たりがあったとして、100くじ買ったら必ず当たるわけではない。
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