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ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (2)

  • データえっせい: なぜ非正規でいるか

    雇用の非正規化は,日社会の変化を言い表す典型ワードの一つです。戦後初期の頃までは自営が多かったのですが,今では働く人の大半は雇用労働者です。 その雇用労働者は,正規雇用者と非正規雇用者に分かれます。「非」という冠がつくことで,後者は何やら劣っているような印象を与えますが,実際のところそうです。同じ仕事をしていても給与が違いますし,職場でも見下されたような態度をとられることがしばしば。日は役職を重視する社会ですので。 私は国際統計をよくいじるのですが,国際統計の労働者のカテゴリー分けでは,正規・非正規なんていうのはないのですよね。労働時間に依拠して,フルタイム,パートタイムというのはありますが。正規・非正規という,上下関係を彷彿させる区分けをしているのは,日の特徴なのかもしれません。 それはさておき,非正規雇用者は増えてきています。とくに90年代以降の増加が顕著です。『就業構造基調査

    データえっせい: なぜ非正規でいるか
    cpw
    cpw 2018/09/25
    “非正規がマジョリティになり正規がマイノリティになったとき,どういう事態になるか。”ここまできてやっと雇用規制が見直されるのかもね。
  • 職業別の年収と未婚率の相関

    2014年2月9日の記事では,職業別の生涯未婚率を明らかにしたのですが,この記事はブログの中で一番読まれています。このようなデータはあまりないため,多くの人の関心を引いたのだと思います。 はて,なぜ職業によって未婚率が異なるのか。個々人の自由意思の総和が偶然そうなっているだけだ,という説明は到底成り立ちません。言わずもがな,各職業が得る富量や威信(prestige)が大きく影響しているとみられます。とりわけ男性にあってはそうでしょう。 それぞれの職業の威信は数値化が難しいのですが,各々が手にする富量は年収という指標で可視化できます。今回は,「就業構造基調査」の職業中分類の統計を使って,年収と生涯未婚率の相関図を描いてみようと思います。わが国の結婚市場の現実を明らかにする作業の一つです。 私はまず,2012年の「就業構造基調査」のデータを用いて,有業男女の職業別の平均年収を計算しました

    職業別の年収と未婚率の相関
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