【2017年12月9日最終更新】 かるび(@karub_imalive)です。 8月19日に公開された東宝の夏アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見てきました。昨年度「君の名は。」と比較されたのか、現在のところ各種レビューでの点数はかなり辛めではあります。 でも、個人的には非常に満足度の高い映画でした。確かに社会的なテーマ性やメッセージ性は薄いです。しかし、思春期の入り口に立った少年・少女の繊細さや一瞬の輝きを多彩な映像表現で描ききった傑作だと思います。後半にかけて、現実と心象風景の境目が溶けて、渾然一体となる怒涛の映像世界は大好物なのです!ハリウッド流の3Dアニメ・VFX/CG満載の実写映画が全盛となる中、2Dアニメ表現の最先端を満喫できました! 早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、あらすじ等の詳しい解説を書いてみたいと思います。 ※本エントリの後半では、スト