Data Free Flow with Trust(以下、DFFT)とは、2019年1月にスイス・ジュネーブで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にて、安倍晋三首相がスピーチで提唱した言葉で、「信頼性のある自由なデータ流通」と訳されます。首相はこの言葉とともに、同年6月に大阪で開催されたG20首脳会議(サミット)にて、日本がGroup of 20(G20)の議長国を務めたことから、「このサミットを世界的なデータガバナンスが始まった機会として、長く記憶される場にしたい」と発言しました。本稿では、DFFTが求められる背景や今後の展望などについて解説します。 日本政府は、DFFTのポイントとしては、大きく2つあるとしています(内閣官房のIT政策大綱概要(*1))。 自由で開かれたデータ流通 データの安全・安心 日本政府の考えるDFFTの趣旨としては、今後のデジタル社会において競争力
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はじめに 「解説記事を幾つも読んだけど OpenID Connect を理解できた気がしない」― この文書は、そういう悩みを抱えたエンジニアの方々に向けた OpenID Connect 解説文書です。概念的・抽象的な話を避け、具体例を用いて OpenID Connect を解説していこうと思います。 この文書では、JWS (RFC 7515)、JWE (RFC 7516)、JWK (RFC 7517)、JWT (RFC 7519)、ID トークンの説明をおこないます。 追記(2020-03-20) この記事の内容を含む、筆者本人による『OAuth & OIDC 入門編』解説動画を公開しました! 1. 『ID トークン』を発行するための仕様 一般の方々に対しては「OpenID Connect は認証の仕様である」という説明で良いと思います。一方、技術的な理解を渇望しているエンジニアの方々に対
はじめに 過去三年間、技術者ではない方々に OpenID Connect(オープンアイディー・コネクト)の説明を繰り返してきました※1。 その結果、OpenID Connect をかなり分かりやすく説明することができるようになりました。この記事では、その説明手順をご紹介します。 ※1:Authlete 社の創業者として資金調達のため投資家巡りをしていました(TechCrunch Japan:『APIエコノミー立ち上がりのカギ、OAuth技術のAUTHLETEが500 Startups Japanらから1.4億円を調達』)。 2017 年 10 月 23 日:『OpenID Connect 全フロー解説』という記事も公開したので、そちらもご参照ください。 説明手順 (1)「こんにちは! 鈴木一朗です!」 (2)「え!? 本当ですか? 証明してください。」 (3)「はい! これが私の名刺です!
長年、組織領域とインターネット領域の境界で高価なセキュリティ製品を配備し、脅威から資産を守る手法が、世の中のデファクトスタンダードとして、多くの企業で採用されてきました。しかし、「モバイルデバイスの活用」、「クラウドサービス利用の浸透」、「ワークスタイルの変革」などのリクエストによって、その有効性は失われつつあります。また、これらのリクエストに対し、資産ごとにセキュリティ対策を実施すると、コストが非常に高くなる傾向があります。 第一回の本記事では、資産を守るための新たな境界である「アイデンティティ」に注目し、その境界を体現する認証連携方式について解説を行います。そして、数ある認証連携方式の中から2014年2月に標準化された「OpenID Connect」に注目して、仕様説明と有用性を解説したいと思います。 認証基盤のこれまで 認証基盤における認証対象アプリケーションとの連携実装方法を振り返
こんにちは、サイオステクノロジー技術部 武井(Twitter:@noriyukitakei)です。今回は、OpenID Connectをなるべくわかりやすく書きたいと思います。OAuthと同様、このOpenID Connectもなかなかに難解なプロトコルです。そんなOpenID Connectをご理解頂くためのきっかけになれればと思います。 ※ OpenID ConnectのベースとなるOAuthの記事も合わせて参考にして頂ければ幸いです。 多分わかりやすいOAuth ※ その他OpenID Connectの記事の一覧は以下のリンクをクリックすればご覧になれます。 OpenID Connect関連の記事一覧 OpenID Connectとは? OpenID Connectは、OAuthのフローをベースにしており、本来、クライアント側で行っていた認証処理を、他のサーバー(OpenID Pro
OpenID財団では、誰でも参加可能な手順「OpenID Process」を経て、デジタルアイデンティティ関連の標準化を行なっている。現在有効、ないしは策定中の仕様には以下のようなものがある。 2009年にOAuth 2.0の標準化がIETFで始まったことを受けて策定が始まった、次世代の認証・連合アイデンティティシステムの標準。 HTTP上で使う場合にはOAuth 2.0をベースにしながら、HTTP以外のプロトコル(XMPP他)にも拡張可能になっており、スマートフォン上でのアプリの台頭を意識した作りになっている。 セキュリティ的にも、OpenID Authentication 2.0がNIST SP800-63ベースでレベル2程度までしかサポートできないのに対して、最高レベルであるレベル4まで対応できるように設計されている。 これに当たって、別規格としてJSON Web Token(JWT
This article uses bare URLs, which are uninformative and vulnerable to link rot. Please consider converting them to full citations to ensure the article remains verifiable and maintains a consistent citation style. Several templates and tools are available to assist in formatting, such as reFill (documentation) and Citation bot (documentation). (September 2022) (Learn how and when to remove this t
所有から利用への消費スタイルのシフトが進み、そのビジネスモデルのひとつとして、サブスクリプションが注目されています。サブスクリプションを定期購読ととらえると、じつはメディアとの相性はよいはずです。しかし、そのメディア業界、とくに出版業界はもう20年以上も衰退を続け、電子書籍や新聞の電子版といった新しい取り組みを進めながらも、構造的な不況に喘いでいます。 多くのウェブメディアが依存する広告市場はテレビを射程にとらえるまで成長していますが、一方で従来型のバナー広告はスケールせず、ターゲティングやアドテクを駆使した手法は、クリックやコンバージョンテクニックに終始し、読者不在の低品質なSEOコンテンツの氾濫に悪質な手法がアドウェアや詐欺広告という「ひずみ」が生じています。
入門編第3回は、SaaS・サブスク事業者の命綱となる免責および責任限定条項の定め方と、その法的効力の限界について整理します。 免責・責任限定条項はSaaS・サブスク事業者の命綱 SaaS・サブスクリプションサービスは、定型的・画一的なサービスを大量のユーザーに提供し、薄く広く利用料を徴収するビジネスモデルです。この特長により、ユーザー数がスケールすればするほど事業効率が向上し、利益率も高まるようになっています。 その一方で、サービスに何らかの事故やトラブルがひとたび発生すれば、大量のユーザーの事業に影響を与えてしまうことは避けられず、彼らから一斉に損害賠償を請求されるリスクもはらんでいます。 仮にBtoB SaaSで1,000社にサービスを提供していたとして、全ユーザーが数日間サービスを利用できない事故が起き、その間の営業損害を100万円ずつでも賠償することになれば、10億円の損失となりま
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > IoT/M2M > 市場動向 > Google Earthのような使い勝手でデジタルツインを実現─ノルウェー製のIoTプラットフォーム「Cognite」 IoT/M2M IoT/M2M記事一覧へ [市場動向] Google Earthのような使い勝手でデジタルツインを実現─ノルウェー製のIoTプラットフォーム「Cognite」 2019年11月18日(月)田口 潤、杉田 悟(IT Leaders編集部) リスト 個々の機械や設備の状況をセンサーデータから把握し、デジタルツイン(デジタルの双子)を実現する、いわゆるIoTプラットフォーム。海外ではGEの「Predix」、Siemensの「Mind Sphere」、国内では日立製作所の「Lumada」、三菱電機の「INFOPRISM」などがあるが、ひと味もふた味も違う新顔が登場した。ノルウ
山波つい @tsuitate1572 今まで全く運動してなかった人間のリングフィット一週間の成果 ・吐いてた焼き肉を食べれるように ・寝つき&寝起きの調子がいい ・謎にやる気が涌き出てくる ・ご飯が普段の3倍おいしい ・姿勢が少しよくなった ・精神面も調子がいい ・何故か原稿も捗る ・肌荒れが撲滅 ・2kg痩せた 山波つい @tsuitate1572 ~補足の運動音痴に嬉しい所~ ・運動負荷をいつでも自由に変更できるため、自分にあったキツさやその日の体調に合わせて調整できる ・水分の補給を徹底的に促してくれる ・めっちゃ褒めてくれるから続く ・姿勢のお手本がわかりやすい ・1日1時間でこの効果
一般的に、自律型のチームは他律型のチームよりも開発のスピードが早く、問題を未然に対処できると言われています。自律型のチームに不可欠な要素として、「何でも言いやすい雰囲気」「居心地の良さ」の創出があります。これらは「心理的安全性」とも呼ばれ、米グーグル社が「チームの生産性を高める唯一の方法」として発表したことで大きな注目を集めています。 「バグや障害の多発」「エンジニアの離職率の高さ」「リリースの延期」といった現場の問題解決に心理的安全性がなぜ効いたのか。心理的安全性を創出したプロセスと失敗から学んだ教訓など、現場担当者の視点を対談形式でお伺いします。 ■自己紹介(左から) CAMPFIRE プロダクトマネージャー 久津 佑介(ひさつ・ゆうすけ)さん 印刷会社でエンジニア、開発会社でエンジニアチームのマネージャーを経て、2019年に株式会社CAMPFIREに入社。プロダクトマネージャーとして
Getting started Jupyter notebooks are a great way to work with FMUs. Join us for an interactive tour of the FMI. open on Google Colab or Binder Implement the FMI The Reference FMUs are a free reference implementation of both FMI import and export and a starting point for development, testing and debugging. view project on GitHub "FMI is the preferred model exchange and co-simulation format of Robe
利用しているプログラミング言語によって年収に違いがあるのか。これを探るため、日経 xTECHでは「プログラミング言語実態調査」のアンケートをWebサイト上で実施した。調査では、まず100万円未満から1500万円以上までを100万円刻みで分けて、ITエンジニアに年収を尋ねた。 その結果、「500万円~600万円未満」(67人)と回答した人が最も多く、「600万円~700万円未満」(64人)、「400万円~500万円未満」(62人)と続いた。アンケートに回答したITエンジニアの平均年収を計算すると641万円である。前回の調査では592万円だった。50万円ほど高い結果になった。 国税庁の民間給与実態統計調査によると、平成30年(2018年)の1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は441万円だ。平成29年からの伸び率は2.0%である。 平均年齢の違いがあるので一概には比較できないが、今回のアン
3大クラウドと呼ばれてる(はず)のAWS、Azure,GCPについて、それぞれ一番中心となるだろうアーキテクト試験を取得してきたので、個人的な感想や比較を書きたいと思います。 AWS Solution Architect Professional Azure Solutions Architect Expert GCP Professional Cloud Architect 3つを受けてみると、各社の色が現れていて面白かったです。 以下、個人的かつ定性的な評価となります。 ※3大クラウドのDevOps試験についてはこちらに記事書きましたので良かったらどうぞ https://qiita.com/yomon8/items/4c223b51a04d0b1feeeb 3試験で共通していること IaaSが半分、残りをPaaSをSaaSを組み合わせたような出題分野で、所謂インフラ寄りですね。開発知識
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