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のはなしに関するcrea555のブックマーク (8)

  • 『 のはなしさん』/伊集院光 - 空中キャンプ

    好評につき第三弾、文章家としてもアイデアの豊富さとキレのよさが光る伊集院光のエッセイ集。今回もさらにクオリティの高いテキストになっており、ユーモア、視点の鋭さ、脱線のうまさなどどれもみごと。なかでもひとりでに増殖していく妄想のモチーフは秀逸で、読みながら「これってニコルソン・ベイカーみたいだ」と驚かされました。2001年から2006年までのあいだ、メールマガジン用に書かれたエッセイを加筆訂正したもの。 このごろよく考えるのは、小説やエッセイといった表現形式や、純文学やエンターテインメントといったジャンルは、いったん文章となって人の目にふれるとき、その区別がほぼ無効化するのではないか? ということだ。かつてわたしは「ジャンルにはそれなりに意味があり、形式による区別は成立する」という立場を取っていたし、そうしたフォーマットから遡及して作品が成立する場合が多いとおもっていた。しかし、もしある文章

  • 旅先で美味いお店を教えてもらう質問 - 凹レンズログ

    伊集院光が、「のはなし にぶんのいち 〜キジの巻〜」 に記していたことです。旅行をしたときに、雑誌に載っている有名店ではなくて、地元の人がいく美味いお店を聞き出す質問の仕方を紹介されています。 のはなし にぶんのいち~キジの巻~ (宝島社文庫 C い 6-2)posted with amazlet at 10.04.19伊集院 光 宝島社 売り上げランキング: 179 おすすめ度の平均: 1人 まさかの 意外と、大事なことを思い出させてくれるすごくいい。 待望の Amazon.co.jp で詳細を見る その質問とは、 「おじさんが給料日後とか競馬で当てた日とかちょっと奮発する時に行く魚の美味い店ってどこ?」 というものです。すごくシンプルですが、丁度良い要素が含まれた質問です。 「ちょっと奮発」・・・日常的にべる安いだけの店、ファーストフードなどを回避する 「魚の」・・・カテゴリーの限

  • 活字中毒R。「『素直に承諾したものが損をする』というシステムは絶対に違う」

    Twitter』で僕もつぶやいています。 http://twitter.com/fujipon2 『のはなしに』(伊集院光著・宝島社)より。 (伊集院さん愛用のノートパソコンが故障してしまったときの話です) 【すぐに購入した家電量販店にパソコンを持っていくと快く「すぐにメーカーに頼んで無料修理をいたしますので、3週間お預かりいたします」という。3週間は少々痛いが、無料で直るのならいたしかたがない。と、パソコンを預けて帰宅。ここまでは良かったのだが…。 3週間後、家まで宅配便で送ってくれるといっていたパソコンが届かない。問い合わせてみると、なんだかんだあった後に「メーカーに直接聞いてほしい」ということになった。 その通り問い合わせてみると、メーカーの担当者が「すみません、あと3週間かかります」としれっというではありませんか。10年後の約束が3週間延びるのならばしれっといわれても仕方ないが、

  • 伊集院光の「書き手」という第三の魅力 - テレビの土踏まず

    先週の土日、池袋サンシャイン噴水広場で行われたイベントに伊集院光が登場しました。 PC メーカー「レノボ・ジャパン」主催の Windows7 搭載 PC 発売に際したイベントです。土曜の午後に眠りから覚めると、ネットで「こんなイベントがあったよ」と事後報告的に初めて知らされた僕は、「そんなの行けばよかったに決まってるし!」と自らの情弱ぶりをひどく呪いましたが、なんと翌日の日曜日にもまったく同じイベントが催されるという話だったので、喜び勇んでゴーでした。 伊集院光をナマ目撃したのは 2002 年 3 月、横浜アリーナでおこなわれた TBS ラジオ主催のイベント「LIVE954」以来のこと。このときは伊集院光、爆笑問題、コサキン、さまぁ〜ず、そしてまだ山がいた極楽とんぼ、あるいは松浦亜弥、タンポポなど、当時 TBS ラジオで番組を持っていたパーソナリティ達による素敵なイベントでした。伊集院光

    伊集院光の「書き手」という第三の魅力 - テレビの土踏まず
  • 『のはなしに』/伊集院光 - 空中キャンプ

  • 活字中毒R。

    Twitter』で僕もつぶやいています。 http://twitter.com/fujipon2 『のはなしに』(伊集院光著・宝島社)より。 【せんだみつおさんの名言に「売れてないやつに落ち目はない」というのがある。そう思う。名前を出して悪いが猿岩石を気の毒がる若手芸人にどれだけの栄光が待っているというのだろうか(※単行発売時に2009年、猿岩石の有吉氏再ブレイク中)。 僕は登ってもいない山のデータだけを見て帰り道の疲労を心配し、登るのをやめたり、中腹に住みやすい場所を見つけて住みついたりしてしまう性格だが、登った人を褒め称えることに異論はない。頂上から登れない僕を馬鹿にした人や、息も絶え絶えのくせに自慢する人は嫌いだが。「確かに辛かったけれど、いい景色だったなあ」という言葉を聞くと羨ましい限りだ。 例え話がえらく抽象的になってしまったので最初の話に戻るが、同じ事務所の後輩芸人につぶや

  • 伊集院光「のはなし」 - Mellow My Mind

    のはなし作者: 伊集院光出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/09/28メディア: 単行出たのだいぶ前だけど。5年に渡ってメールマガジンに連載していたエッセイおよそ750の中からセレクトした約80を収録。1あたり2〜5ページぐらいの短くて読みやすい話ばかりです。細かい時間の息抜きにこまごまと読もうと思っていたら、なんだか気に入っちゃってわりとすぐ読み終わっちゃった。メールマガジンなんてあまり目立たないところで5年間も週3回の連載をこなしていたということもすごいなあと思うし、文章も真面目でいろいろ考えるタイプの人らしい感じで、読んでて信用できるというか共感できる。もちろんラジオとかで聴かれるトリッキーな比喩とかバカ話もあるにはあるんだけど、で、ラジオでそういう話してても根は真面目な感じはちゃんと伝わってくるんだけど、文章では、その真面目さのほうを素直に出してるんだなーという印

  • 伊集院光『のはなし』を - Genius plus Love

    池袋のジュンク堂で買った。帰りの電車で読みはじめて、なんともいえない気持ちになった。肝心なことだけ忘れないうちに言っておくと、このはすごく面白い、めっぽう笑う、買えばいいと思う。あとはずっと余談が続く。*月曜の深夜一時からTBSでやっていた(今もやってる)伊集院光のラジオを十代のころよく聴いていた。いちばんラジオを聴いてたころ、月曜が伊集院、火曜が爆笑問題、水曜がコサキン、木曜がナイナイ、金曜はたしか今田東野の番組が文化放送でやっててそれを聴いてたから、平日は毎晩ラジオを聴いていたことになる。中学の終りぐらいから、だいたい高校の終りまでその生活が続く。そら朝も起きれないし、高校も留年するというものだ。今田東野のはあまりに内容が邪悪でまがまがしくてすぐに聴くのをやめた記憶がある*1。コサキンは初めて聴いたときに当にまるっきり何を話しているのか理解できなかった。それどころかこの人たちは何を

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