西武のドラフト2位ルーキーで球宴初出場を果たしたサブマリン、牧田和久投手(26)が第1戦のベンチ裏で、プロ25年目の楽天・山崎武司内野手(42)と18年目のソフトバンク・小久保裕紀内野手(39)の大御所2人から説教された。 山崎は5月の対戦で、牧田のクイックモーションで三振を喫した際、「1年目で何をやっているんだ。100年早ぇ!」と、新人離れした狡猾さが勝負上のマナー違反だとしてぶち切れた経緯がある。 この日、山崎が牧田を捕まえて話し込んでいると、通りかかった小久保が『あ、それ、おれもやられた』と加わった。 「ルール上は問題なくても新人には正々堂々と勝負してほしい。大ベテラン2人相手というのはやり過ぎ。やるなら、井口(36、ロッテ)までにしておけと言ったよ」とジョーク混じりに明かした。真剣勝負の世界にも、長幼の礼はあるというのが山崎の論理だ。 他球団の先輩に思いがけず締められた牧田