—まずバティさん、「推す!この一話」ってタイトルなんですが、最初から「二話」ありますけど…。 バティ 初回からすみません(笑)。この二話はどうしても切り離せなくて…。 —わかりました(笑)。ではこの話を推す!理由を教えてください! バティ 「迅 悠一」「三輪隊」っていう話は、『ワールドトリガー』にとって、ターニングポイントなんですよ。 —どういうことですか? バティ まず内情から先に言っておくと…。この作品って、はじめは人気があまり思わしくなかったんですよ。 —えっ!?意外です…。 バティ でしょ(笑)?僕は最初から、むちゃくちゃ面白い作品だっていう自信をもっていたので、どうして読者の反応がにぶいんだろう?とヘコんでました。でも現状をどうにかしなきゃいけないと葦原先生と話し合って、構想を温存している場合じゃない、って結論づけた。そうして、本当はもっと先に描いてもらうつもりだった、迅の登場と