3月11日に発生した未曾有の災害「東北地方太平洋沖地震」が東日本を襲っている。気象庁によると、3月13日午前10時から3日間で70%、16日午前10時から3日間でも、50%の確率でマグニチュード7以上の余震が発生する可能性があるという。福島第1/第2原子力発電所の対応も進んでいるが、予断を許さない状況だ。14日からは首都圏での輪番停電も始まった。 大災害時は家族や親戚の安否を確認したり、事態にあわせて適切に動くためには、情報の収集や伝達が必要になる。今回は予定を変更し、災害時に役立つITの活用法をお届けする。 安否を確認する、伝える方法 地震が起きた直後から、いつものように電話回線はパンクした。家族や知人の状況を確認したり、無事でいることを伝えようとするためだが、安否確認は伝言ダイヤルや伝言板を利用しよう。災害時には被災地からの録音を優先するので電話するよりもつながりやすいうえに、複数の相
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