この「Scomm.」という情報提供端末は、つまるところ列車が遅れているだとか運休しているだとか、あとは乗り継ぎのJR線がストップしているとか、そういう情報を無人駅のモニターに表示するシステム。JRの駅に置かれている大きな情報提供モニターの簡易版(そのままですけどね)と思ってもらえればいい。 無人駅では運行に関する情報などを案内するのが難しく、それをなんとかしてくれるのがこのシステムというわけだ。 なぜ千葉の端っこの駅でJR西日本の話が出てくるのか でも、銚子電鉄といったらぬれ煎餅やらまずい棒やらでおなじみの超個性派ローカル私鉄。千葉県の東の端っこ、銚子市を走っていて、JR西日本とは何のゆかりもないはずだ。 それがどうして、JR西日本のシステムを導入するのか。いや、もしかするとJR西日本さんと銚子電鉄さん、同じ鉄道会社として距離は離れていても心は近い、なんて関係があったのか……。 「いえいえ