「猛禽類」や「ハラミ会」など造語が大好きな瀧波ユカリさんの今回の造語は「星屑系男子」と「フェミニストおじさん」。なんでもそうなんですけど、新しい言葉が使われているとそれだけで新しい概念のように感じちゃうので、非常にうまいなと思います。 あと、瀧波さんのキャラは(本人は「身近にいる普通の人を描いてるつもりなんだけど」と言ってますが)割と言動が誇張された人が多く、読者のかわりに感情を激しくアップダウンさせてくれているのでまぁ読みやすい。 そうやって奇抜さを装った「ガワ」に対して、描いてる内容は割と堅実だったりするのがまた面白いです。 瀧波さんの描く世界の登場人物は「ドクズの男に引っかかって傷ついた」みたいな恋愛至上主義者が多く、「別世界の住人の話してるなー」って感じる星屑系男子というのはこういうやつらしいです。 正直、こういうのにひっかかる時点で、「この作品に登場する女性がアホ」なんだと思うん