安っぽさは皆無新型スズキ・フロンクスは、クーペスタイルが特徴のコンパクトSUVだ。インドのグジャラート工場で生産される世界戦略車で、当地では2023年にデビュー。生産国のインドにくわえ、中南米や中近東、アフリカなどで販売されている。 全長×全幅×全高は3995×1765×1550mmで、4.0mを切っているのがウリ。企画当初は日本への導入が決まっていなかったというが、日本のユーザーのニーズに合致するよう、必要な諸元をあらかじめ織り込んで設計していたという。1550mmの全高は代表例で、よく知られているように、日本に多くある機械式立体駐車場の制限値である。つまりフロンクスは、駐車場を選ばないSUVというわけだ。