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中東と政治に関するcrow_henmiのブックマーク (9)

  • シオニズムとは政治的イデオロギーである - チダカツon the weBLOG

    今日の朝日新聞のグローブ版に、興味深いコラムが掲載されていたので、ご紹介。コラムを書いているのは、ヤコブ・ラブキンさんというモントリオール大学の教授さん。名前から想像できる通り、ユダヤ人ですね。旧ソ連のレニングラード(今はサンクトペテルブルグ)生まれで、73年にカナダに移住した、という方です。パレスチナの地にユダヤ人のホームランド(祖国)建設を目指す「シオニズム」は、聖地エルサレム(シオン)に由来するが、これは宗教イデオロギーではなく、政治的イデオロギーとして19世紀後半にヨーロッパで生まれた。戒律を守り、律法に従う人々の宗教的共同体だったユダヤ人社会にヨーロッパのナショナリズムを当てはめたものだ。独自の言語(ヘブライ語)を持つ国民、民族として「ユダヤ人」を位置づけ、彼ら自身の国民国家を持つべきだという新しい考え方だった。世俗化した東欧系ユダヤ人は、シオニズムによって、民族的アイデンティテ

  • パレスチナ問題を理解するための基本前提 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    最低限の(と僕が思う)ことを、三つ。 パレスチナはイスラエルの占領下にある 1967年の第3次中東戦争以来、パレスチナ(ガザ地区およびヨルダン川西岸地区)はイスラエルの占領下にあります。その間、イスラエルによるパレスチナ側への不法入植*1が続いています。 昨年、2008年においてさえ、ヨルダン川西岸地区への入植は続いており、むしろ、加速しているという見方もあります。次の記事は、昨年8月から9月にかけて書かれたものです。>「西岸入植地建設、飛躍的な加速!」、「西岸地区のユダヤ人入植者の横暴」 つまり、国境をはさんでそれぞれの国があり、時々、国境を越えて攻撃が行われる。といった状況ではありません。パレスチナは、1967年以来、一貫してイスラエル軍の支配下に置かれている、イスラエルはパレスチナ側の土地を奪い、入植を続けている、ということです。ですから、当然、パレスチナ側からイスラエル側への攻撃と

    パレスチナ問題を理解するための基本前提 - モジモジ君のブログ。みたいな。
  • 「出口のない流血」という欺瞞(2) - media debugger

    YouTubeにイスラエル国防省の専用チャンネルがあると聞いて、軽く釣られに行ってきました。WorldwideのEnglish(US)版で"gaza"を検索すると、閲覧件数でトップに出てくるのが、"Mortar Bombs Shot from UN School in Gaza 29 Oct. 2007"という、『少林少女』ばりに「頭がおかしい奴らの映像」。 イスラエル軍による国連学校への攻撃を正当化するためだけにYouTubeにアップされたらしいこの映像は、一週間で40万回近くも再生されている。*1。ところが、「2007年10月29日、ガザの国連学校から発射された(パレスチナ・テロリストの)迫撃砲」というこの映像、どう見てもイラクの大量破壊兵器「発見」か!?の粗悪なパロディなんだな。衛星画像がぼやけてるとかそれ以前に、 日付が違う。イスラエル軍が国連学校を攻撃したのは今年の1月6日なのに

    「出口のない流血」という欺瞞(2) - media debugger
  • 正戦論の倫理思想家マイケル・ウォルツァーのガザ攻撃正当化について:パレスチナ情報センター:Staff Note

    Posted by :早尾 貴紀 イスラエルのガザ侵攻をめぐって、いろいろと貴重な発言、良心的な発言が翻訳紹介されています。 しかしもちろん、こういった発言が世論の主流を占めているわけではなく、稀少だからこそ拾われて紹介されているということでもあるわけです。 ここで反対に、ひじょうに巧妙にイスラエルの軍事攻撃を正当化する議論を紹介します。論者はマイケル・ウォルツァー(Michael Walzer)。アメリカ政治思想・倫理思想の研究者で、日でも、その主要な著作が次々と(もう10冊も!)翻訳紹介されている人気の思想家です。共同体の倫理と人権の理論で知られます。 そして彼は、〈9・11〉のときも、アメリカの軍事行動を正当化する代表的イデオローグとして名を馳せました。 それだけではありません。ウォルツァーは、もはや古典とも称される正戦論、『正しい戦争と不正な戦争』を1977年に刊行し、とうとう

    crow_henmi
    crow_henmi 2009/01/13
    ウォルツァー正戦論批判。
  • イスラエルのしっぺ返し戦略 - マーケットの馬車馬

    The Economistの先週号と今週号の記事を読んでいて「うまいこと言うなぁ」と思ったのは、イスラエルの戦略をtit-for-tat戦略であると表現していた点だ。Tit-for-tat戦略というのは、何らかの交渉事において、「とりあえず最初は相手と協力を試み、相手に裏切られたらこちらも裏切り、相手が協力する限りはこちらも協力し続ける」という、ゲーム理論ではおなじみのしっぺ返し戦略の一種だ。単純な割に効果の高い戦略として知られている(注1)。 実のところ、これはイスラエルの「抑止力戦略」そのものだ。敵国から攻撃を受けたら、あらゆる手段を用いてでも、倍返し三倍返しで反撃する。それを学んだ敵国は「イスラエルを攻撃すると後が面倒だ」と、攻撃そのものを控えるようになる。(原則としてこれは自衛のための戦略であるという点に注意。)この観点から見れば、死者の数に著しい不均衡が生じるのは、もともとの戦略

    イスラエルのしっぺ返し戦略 - マーケットの馬車馬
  • もしも東京がパレスチナだったら…(1) - media debugger

    予定では昨日のエントリーの続きを書くつもりだったのだけど、ふと思いついて、「もしも東京がパレスチナだったら」というシミュレーションをすることにしました。バグ取りとはちょっと別のダイアログを出した方が、伝わりやすい人もいるだろうな、と。 最初に断っておきますが、このエントリーは未完成です。重要な内容が飛んでいたりすると思います。そもそも東京の地理がよくわからんし。気づいたことがあればコメント欄でデバッグしてくださいな。長期的に加筆・修正していきます。 占領ノート―一ユダヤ人が見たパレスチナの生活 作者: エリックアザン,Eric Hazan,益岡賢出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 2008/11/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/cp090101

    もしも東京がパレスチナだったら…(1) - media debugger
  • Can the War on Terror Be Won ? - 仮文芸

    Gordon, Philip H., 2007, Can the War on Terror Be Won? How to Fight the Right War Foreign Affairsより。以下、要約。 テロとの戦いは新しいタイプの戦争である。テロリストをいくら捕殺しても終わらない。むしろ、そのイデオロギーが無効化されたとき、あるいは、もっと見込みのある形で彼らに尊厳やチャンスを得る手段があれば、それは終わるはずだ。 冷戦の経験から教訓を引き出せるだろう。冷戦も普通の戦争ではなかったし、また、ほとんどの人がその終焉を見通せなかった。しかし、かつて世界中の人びとを沸かせた共産主義は失敗と見なされるようになり、80年代の半ばになるとレーニンやスターリンの後継者たちはもうダメだと悟ったのだ。ビンラディンの後継者が同じ結論に至ることも、それほど想像に難くはない。ビンラディンは洞窟で逃亡生

    Can the War on Terror Be Won ? - 仮文芸
  • "Can't Win with Them, Can't Go to War without Them" - AztecCabal

    このあいだのブラックウォーターの事件に関して、『戦争請負会社』著者のピーター・ウォレン・シンガーのレポート。サマリーから一部引用すると── The use of private military contractors appears to have harmed, rather than helped the counterinsurgency efforts of the U.S. mission in Iraq. Even worse, it has created a dependency syndrome on the private marketplace that not merely creates critical vulnerabilities, but shows all the signs of the last downward spirals of an add

    "Can't Win with Them, Can't Go to War without Them" - AztecCabal
  • S. S. シャハザード - アル・カイダに背を向けはじめた現地勢力 - Le Monde Diplomatique 日本語・電子版2007年7月号

    2019年4月と2021年10月の2度のクーデターのあと軍事政権を分かち合ってきた国軍と民兵団が、2023年4月15日に決裂して戦闘を始め、スーダンは内戦に突入した。遠因は19世紀のエジプトによる征服以来の首都と地方の格差と、国として統一性を考えない統治にある。エジプト、ロシア、アラブ首 (...) →

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