● あらすじ。 「スパルタは死狂ひなり。300人の殺害を100万人して仕かぬるもの。」 というわけでさぞやシグルイだろうとワクワクしながら見ましたが、どちらかといえばもう、超隆慶。超いくさ人だらけ。キャラクターデザインが原哲夫ぽいのもこれまた隆慶度を押し上げています。特に鞭を持ったペルシャ使者は原哲夫世界まんま。五臓六腑に漢気が沁みる、熱い一本でした。なぜ似たような題材でありながら、『墨攻』はあそこまでヘッポコだったんだろう? アンディ・ラウがマッスルモンクメイクで「これが墨家だ!」と叫びながら敵軍を斬りまくる映画になぜ出来なかったのかと。私が考える正しい『墨攻』はコレなんです。 個人的に今後使いたい「300メソッド」。 ペルシャの使者「こんなの狂気の沙汰だ!」 レオニダス王「狂気? これがスパルタだ!」(敵を蹴落とす) スパルタの部分を「鍋島」とか「荒山」に変換して使いたいところで