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ブックマーク / catfist.hatenablog.com (4)

  • アンチ・パワーである上条当麻に寄り添う者 - 猫拳@はてなブログ

    さあ、禁書目録について飲み屋テンションでしゃべるシーズンがやってまいりました!(訳:アニメ二期はじまりました) 上条さんが大きな権力(例えば国家)にケンカを売らないのは、そこに属している人を「悪」とは見做さないからでしょう。ローマ正教20億人全員をぶん殴って回ることはできない、ということを上条さんは言っている ここでいう上条さんの天敵というのはつまり後方のアックアであり、そげぶしても倒せないアックアが18巻で上条さんと比肩する存在として語られることは戦闘能力特性においても担保されている。 『とある魔術の禁書目録』雑談。主にオルソラ - 拳@はてな つまり17・18巻で明らかになったアックアの過去は、上条さんの行動と重ねあわせることが可能だということ。 上条さんは英雄でも勇者でもなく、傭兵なのだから。「助けを求める者と共に戦う」のが上条さんの質。上条さんのこうした性質を非常によく理解して

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  • 『生徒会の一存』プロトコルとしての苦悩 - 猫拳@はてなブログ

    原作は未読。 『生徒会の一存』を評する上で設定する問題は、「困難がなければ日常は輝けないのか」としたい。 鍵が過去の辛い出来事を生徒会と関わることで乗り切れた、というのは感動的な話に違いない。問題は、それを描写するのにいちいちダベりを全部描く必要があるのかってことだ。 結論から言うと、『生徒会の一存』では、過去は「すでに乗り越えられている」。ダベりをコンテンツにするならそうすべきで、つまり過去の苦しみに焦点を当てることこそ避けるべきだ。 で、「杉崎の努力の過程が省略されている」そうだが、それは正しいと思う。なぜなら、鍵が誇っているのは現在行っているダベり空間を維持するための努力であって、そこに到るまでの苦労ではないからだ。 だからこそ、なんの苦労もしていないくりむがメインヒロインであるわけだし。くりむは、「かつて鍵が二人の女の子と傷付け合ったこと」はわからないが、「今は幸せなこと」はわかる

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    crow_henmi
    crow_henmi 2010/01/14
    これ、心理主義に対するカウンターとして面白いんだけど、エア批評なのが微妙。あと「皇帝陛下は15歳!」がノン注釈で出てくるあたりコアだなと思ったり。
  • 『11eyes』のオマージュ元まとめ - 猫拳@はてなブログ

    どこかで見たことがない要素が含まれていないといっていいほど、圧倒的なオマージュに満ちた『11eyes』。 一通りプレイして、あああれね、と思った要素をまとめてみました。演出とか設定とかごちゃまぜです。コメディシーンで出てくるまんまのパロディ(『特攻の拓』など)は除いてあります。 概ね登場順です。そこそこ一般的なものは、直接の参照元と思しき作品を挙げました。 間接的にネタバレなので隔離。 ネタ・キャラ 元作品 バーサーカー語 Fate/stay night サンドノイズ 月姫 妖精眼 レンタルマギカ 紅真九郎 紅 黒い月 ガンパレード・マーチ 「普通の人間には興味ありません」 涼宮ハルヒの憂 封絶 灼眼のシャナ 柱 舞-HiME 魔法 Fate/stay night 「力が欲しいか?」 ARMS スケッチブック ONE〜輝く季節へ〜 魔眼殺し 月姫 剣術指南 Fate/stay night

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    crow_henmi
    crow_henmi 2009/10/18
    何この……何?
  • アサウラ『バニラ―A sweet partner』と冲方丁――「虐げられた少女の、抗撃としての銃」/「まなざし」の暴力性 - 猫拳@はてなブログ

    『バニラ』は、アサウラのデビュー作である『黄色い花の紅』の続編的作品といえる。一部登場人物も共通するが、それ以上に、「虐げられた少女の、抗撃としての銃」という印象的なモチーフだ。 前作では「虐げられた少女」に「かつて少女であった大人の女」が「抗撃の手段を与える」という筋立てであったものが、『バニラ』では「虐げられた少女二人」が「たまたま転がり込んできた抗撃の手段」をもって世界に儚い抵抗を行う形になっている。また、雰囲気程度だった百合要素も、ストレートに同性愛として表現されている。 冲方丁の場合 『バニラ』を読んで真っ先に連想したのが、冲方丁『マルドゥック・スクランブル』だった。これもまた「虐げられた少女の、抗撃としての銃」というモチーフを扱う作品だが、その現れは大きく異なっている。 冲方においては、『マルドゥック・スクランブル』を中心として、その後継的作品である『オイレンシュピーゲル』およ

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