契約にサインするなら、出版社が破産申請した場合に備えて、著作権の保護と返還が確実に行われるようにしておくことが必須だ。 大手出版社から紙または電子書籍を出版する従来の著者はさまざまな特典にあずかることが多い。書籍の販促活動を行い、ブックツアーを企画する専門の広報担当や、作品内容を洗練し全体をまとめ上げる専門の編集者もつく。著者として成功していれば本の前金を受け取れるかもしれないし、出版社にお金を払って本を売り込んでもらったり、著作権料を集金してもらったりできるかもしれない。 しかし、出版社がつぶれたら、どうするだろうか。著作権取得から売掛金回収まで、これらは多くの人が時に直面する問題だ。 Amazon、Kobo、Barnes & Nobleなど電子書籍再販者の存在によりブティック系出版社、自費出版社、大手出版社の経営状態は悪化しているし、中小書店と取引する古いやり方は危機に瀕している。著者
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