はじめに、「今日の講座の目的はデプスインタビューを体感すること。デプスインタビューとは、ユーザのインサイトを明らかにしてそれをUXデザインにフィードバックするためのものですが、そもそもUXとは何でしょう?」と西本は会場に問いかけました。ここで「おでん」を例にしてUXの全体像を説明しながら「一口におでんと言っても、買い物に行き、食材を買い、レシピを検索し、調理し、家族とおでんを囲むなど、さまざまな体験がある」と説明。 「それがWebサイトを作ることに置き換えても、近視眼的にサイトの中だけでユーザ体験を考えがちだが、おでんの例で言う体験全体を考えて、“寄り”と“引き”のように視点を変えることで体験全体が見えてくる」と強調しました。