四川大地震で現地に派遣された日本の国際緊急援助隊メンバーと面会する中国の胡錦濤国家主席(右奥)=8日午前、札幌市内のホテル 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)拡大会合出席のため、来日した中国の胡錦濤国家主席は8日、札幌市内のホテルで、5月に発生した中国・四川大地震の際、日本政府が派遣した国際緊急援助隊の隊員ら16人と面会し、「中国人民は皆様の貢献を永遠に心に刻みます」と感謝の意を示した。 緊急援助隊からは、現地で活動した救助チームの小泉崇団長ら9人と医療チームの田尻和宏団長ら7人が出席。隊員らは、出迎えた胡主席と握手を交わした後、大地震の際の緊急援助隊の活動の様子を紹介するビデオを胡主席とともに鑑賞した。 ビデオは中国側が作製したもので、「愛に国境はない」「日本政府と国民に感謝します」などのテロップのもと、隊員らの現地での活動の様子を約8分にわたり紹介。地震の被害で両足を失いかけた中国