「NEC」は、子会社でインターネットの接続サービスを手がける「NECビッグローブ」について保有する株式すべてを国内の投資ファンドに売却することを正式に発表しました。 発表によりますと、NECは、子会社でインターネット接続サービスを手がけるNECビッグローブについて、保有する78%の株式すべてを投資ファンドの「日本産業パートナーズ」に売却します。 NECは、売却による利益およそ270億円を今年度の特別利益として計上する方針です。 また売却後もサービスは従来どおり継続されるとしています。 NECビッグローブは、平成18年にNECのインターネット接続サービス事業が独立する形で設立され、現在、個人を中心におよそ300万人の会員が登録しています。 しかし、スマートフォンやタブレット端末の普及で、主にパソコンを対象にしたインターネット接続サービス事業は、新規契約数が伸び悩み、事業環境が厳しくなっていま