香港で政府への抗議活動が続く中、アーティストたちが現地では展示できない、抗議のための作品を実名を伏せて発表する「香港の不自由展」が都内で開かれています。 香港出身のアーティストが、東京・銀座のギャラリーの協力を得て企画した展示会で、会場にはポスターや絵画、映像作品など、約30点が展示されています。 作品には香港政府への抗議の意志が込められていますが、現地では撤去されるおそれがあるとして、日本で開催されることになりました。 参加したアーティストたちは、香港では自由に表現することが難しくなってきていると感じていて、本人が特定されると今後の活動が難しくなるという理由で、全員、実名を伏せています。